【洋画】「カオス・ウォーキング〔2021〕」★★★☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】西暦2257年が舞台。人類は地球から離れ、新たな星「ニューワールド」にたどり着く。その星では、頭の中や考えが「ノイズ」となって見えてしまう。主人公 トッドはある日、死に絶えてしまった女性の星で、偶然宇宙船から日来した女性 ヴァイオラと出会う。

SF的な要素で煙に巻かれてしまったような気も

ダグ・リーマン監督は、1994年「キル・ミー・テンダー 」で監督でデビューをし、2002年「ボーン・アイデンティティー」を手掛け、その後の「ボーン・シリーズ」を3作手掛けています。

トム・ホランドは、イギリスの俳優で、2015年『マーベル・シネマティック・ユニバース (MCU)』でのスパイダーマン役に抜擢され注目されています。秘密を隠すことが苦手らしく、「アベンジャーズ」でのインタビュー時にネタバレしそうになったことが何度もあったようです。

デイジー・リドリーは、イギリス出身の俳優で、2013年にデビューしており、後にスターウォーズ3部作の主人公として抜擢されています。

本作は、パトリック・ネスによるSF小説「混沌(カオス)の叫び」3部作の第1部「心のナイフ」となっています。

物語は、地球を旅立った人々が新たな星「ニューワールド」にたどり着くがその星では、考えたことがノイズとなって現れる星で、女性が死に絶えてしまったその場所で、偶然にも宇宙船から女性が迷い込むストーリーです。

序盤から、考えがノイズとなって現れることで、考えていることがダダ漏れということがわかるようになっています。

この発想は面白いのですが、実際に身の周りで起こるとちょっと嫌な感じがします。

なんで女性が死に絶えてしまうのかというのは、先住族との戦いで死んでしまったというところですが、その他にも理由があるんだろうなぁということがなんとなくわかります。

スター・ウォーズの最後のジェダイとして演じたデイジー・リドリーが、迷い込んでしまった女性を演じています。

展開としては淡々としており、迷い込んでしまった女性をどうするのか?というところで、逃げ惑うような展開が続きます。

設定としては面白いのですが、さほどストーリーの起伏がなく、なかなかシンドいところはあります。

スパイダーマンの「トム・ホランド」とスターウォーズの「デイジー・リドリー」の共演で、ダグ・リーマン監督ということで、期待ができそうな感じでしたが、特にどうしたいのかが見えづらいところがあり、展開的にはもうちょっと工夫がある方が良かった気もします。

主人公 トッド視点のストーリー展開ではあり、ヴァイオラ自体はなんとなくなんでもアリ的なところでもあるので、このあたりはSF的な要素で煙に巻かれてしまったような気もします。

予告編

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