【日本映画】「奥様は、取り扱い注意〔2021〕」★★★☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【原作】
【出演】/前田敦子/鶴見辰吾/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 伊佐山菜美は、元特殊工作員の専業主婦。18ヶ月前の事件で記憶を失ってしまい、地方都市でひっそりと暮らしながらも、徐々に大きな事件に巻き込まれていく。

TV版からリセットするかのようなストーリーでもあり、本作だけでも内容は理解できます

佐藤東弥監督は、日本テレビのディレクターとして、「金田一少年の事件簿」「ごくせん」「ハケンの品格」「家政婦のミタ」などを手掛け、その後、2009年「ごくせん THE MOVIE」で長編映画監督デビューし、情報・制作局ストックコンテンツセンターゼネラルディレクターに就任しながら、作品をつくり続けています。

綾瀬はるかは、2000年第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界デビューをしています。2001年『金田一少年の事件簿』でTVドラマデビューをし、2002年「Jam Films『JUSTICE』」で映画デビューをしています。司会業や歌手としても活躍しており、多彩な才能を持ちながらも、天然の明るさのある女優です。

西島秀俊は、19歳の時にオーディションに合格し、芸能界入りをしています。1992年『はぐれ刑事純情派5』で俳優デビューをし、1994年『居酒屋ゆうれい』で映画初出演をしています。『あすなろ白書』等で人気はありましたが、事務所を移籍したために、1997年から2002年の5年間は民放のドラマには出演していません。その後、1999年『ニンゲン合格』で映画初主演をしており、第9回日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞を受賞しています。その後、シリアスなものから、コミカルなものまで幅広作品で活躍しています。

物語は、元特殊工作員と公安エリートの夫婦が、妻の関わった事件により、地方都市でひっそりと暮らすも、記憶喪失と組織に関係で、徐々に記憶を戻していくストーリーです。

題名の時点で想定がつきますが、序盤より工作員の任務実行のためのアクションシーンが描かれます。

とはいえ、これが夢としてのことだと描かれ、実際の物語が始まります。

18ヶ月前にとある事件で、記憶を失った菜美は、名前を変え、地方都市で暮らしているという設定になります。

ですので、TV版を見ていなくても、多少展開は理解できます。

ブレーキの踏み間違いによる事故のシーンがありますが、本作では、70歳の男性が運転しています。88歳ではありません。

どちらかといえば、綾瀬はるかファンの人におすすめできる作品で、彼女の魅力を堪能する作品ではあります。

アクションをこなしているところもあり、今までとはちょっと違う綾瀬はるかが楽しめます。

西島秀俊はいつもながらという感じで、一癖ある裏方的なポジションが似合うところではあります。

TV版からリセットするかのようなストーリーでもあり、本作だけでも内容は理解できます。

ただし、突飛な設定でもあるので、119分の時間で納得できる内容かと言われれば、コメディ作品としてなら、なんとか納得できるのかと思います。

予告編

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