【洋画】「キートン将軍〔1926〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】バスター・キートン /
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ジョニーグレイは、運転する機関車と恋人のアナベルを大切に思っている機関士。南北戦争により、北軍のスパイが機関車「将軍」号を奪って逃走をした。「将軍」号を取り戻すためにジョニーは「テキサス」号で一味を追跡する。

キートンの大列車追跡(字幕版)

キートンの大列車追跡(字幕版)

バスター・キートン, マリオン・マック
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動きだけで面白さを追求している映画として個人的に金字塔

・三代喜劇俳優の一人、バスターキートンの作品。

・もともと、バスター・キートン、ハロルド・ロイド、チャールズ・チャップリンと喜劇俳優がいた中で、バスターキートンはポーカーフェイスの喜劇役者と言われています。

・「キートンの大列車強盗」という邦題もある。

・1862年の南北戦争中に起こった実際の事件をもとにしたパロディ作品でもあります。

・序盤は、「将軍」号を追いかける展開でありながらも、連結のされていない機関車を動かしてしまったための孤立奮闘する展開。

・中盤以降は、折り返しての「将軍」号を運転しての脱出劇ともなります。

・この折返しをして、布石のあるオチをきちんと付けてくれます。

・無表情でアクションをこなし、その様が非常に滑稽に見えるところがこの映画の素晴らしいところ。

・政治的メッセージなどもなく、純粋にドタバタコメディになっているところが、この映画を評価させているところでもあります。

・コメディといえばチャップリンというのもわかりますが、バスターキートンの純粋に笑いを積み上げた展開には、名作であるからこその安心感があります。

・動きだけで面白さを追求している映画として個人的に金字塔とも言える作品です。


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