【マンガ】「ベルセルク〔1989〕」を観ての感想・レビュー

【作者】
【連載】ヤングアニマル(白泉社)
【個人的評価】

【あらすじ】世界観は指輪物語のような感じと言えばいいだろうか。しかしゴッドハンド、使徒などの異形物の存在の設定が単純に中世ファンタジーと言い難くさせているのが大きな大きな特長のファンタジー系漫画作品

ハッピーエンドを望むような読者にはおすすめできない

・永井豪の「デビルマン」を匂わせる悪魔と神の関係が見え隠れして、ストーリーの壮大さを感じる。ゴッドハンドや使徒などの棲み家である幽界の描写にはの影響を感じる。

・黄金時代と呼ばれる3~14巻の展開と作画には舌を巻くほど素晴らしい。

・鎧甲冑の描き込みや、モブシーンの細かさに圧倒される。コマの構成も凄い。

・主人公(ガッツ)は決して正義という大義がある訳でなく、時に題名「ベルセルク(狂戦士)」の如くの活劇に驚かされる。

・そんな主人公や他のキャラクターには個人的には感情移入できないが、かといって豪快さと異形さに引き込まれる。

・主人公(ガッツ)の持つ剣の表現がまた仰々しい

・「それは剣というにはあまりにも大きすぎた 大きくぶ厚く重く そして大雑把すぎた それは正に鉄塊だった」

・かれこれ20年近くの連載になるのだが、結局結末の予想がつかない。正直、主人公には救いがない気がする。

・主人公(ガッツ)の背負う業の重さなど尋常ではなく、ハッピーエンドを望むような読者にはおすすめできない。

の「バガボンド」も感情移入のしにくい漫画で、かつ劇画タッチであり、共通点も多いが、「ベルセルク」の鬱さ加減は比にならない。

・すべては三浦建太郎の因果律の元に展開するんだとは思うのですが、「黄金時代~蝕」の展開から察するに壮絶な幕引きをするのだろうと思う。とりあえずは無事に完結してほしい。

・あと、アニメも制作されてはいるが、迫力で言えば、漫画に勝ててない。音楽はである。


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