【洋画】「マイ・プレシャス・リスト〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】ニューヨーク マンハッタンに住むキャリーは、IQ 185のハーバード大学卒。彼女は日々本ばかり読んでいて、仕事も友達もいない。ある日セラピストのペトロフから、6つのリストをこなして生活を改善するように教える。

女性が主人公の物語ではありますが、広くいろいろな人に見てほしい映画

スーザン・ジョンソン監督は、映像制作に関わり、本作は長編監督デビュー作になります。

ベル・バウリーは、イギリス出身の女優で、TVドラマで活躍後、映画にも出演し、活躍の場を広げています。

トロント国際映画祭に出品され、高い評価を得た映画です。

映画「マイ・インターン」のプロデューサー スザンヌ・ファーウェルが関わっており、本作も良質な物語を作り出しています。

物語は、多少拗らせているIQ 185の才女ですが、コミュニケーションや内向さが問題で、自らを変えるために、6つの課題をこなし始めます。

6つの課題をこなすことで、自分の幸せを見つける物語で、こんなリスト。

・「ペットを飼う」
・「子供の頃好きだったことをする」
・「デートに出かける」
・「友達を作る」
・「1番お気に入りの本を読む」
・「誰かと大晦日を過ごす」

簡単なように見えてキャリーには難しいところもあり、「なぜこんなことをしなくてはならないの?」とも考えてしまいますが、彼女の変わりたいという気持ちも後押しして、リストを達成していきます。

この達成していくことは、周りと関わりを持つというつながりとなり、彼女の抱えている問題や悩みを解決していきます。

物事は複雑に見えるようでも、実はシンプルなことの積み重ねとなり、一つ一つ見つめ直すことで、今まで感じていた悩みを解決していくようにも思います。

何かに行き詰まったり、悩みを抱えている人には、ちょっと立ち止まって周りを見回すことで、解決策はすぐ目の前にあると言うことを考えさせてくれる映画です。

女性が主人公の物語ではありますが、広くいろいろな人に見てほしい映画ではあります。

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