【日本映画】「フォルトゥナの瞳〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/DAIGO/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 木山慎一郎は、事故で家族を失ってから、自動車整備の仕事に打ち込んできました。ある日、死ぬ直前の人間が透けてしまう「フォルトゥナの瞳」の力に気づいてしまい死ぬ運命にある女性を助けてしまう。

ファンタジーな内容でもありますので、サラッと観るにはなんの問題もない作品

三木孝浩監督は、PVやCMの制作を行い、2010年『ソラニン』で、長編初監督作品としてデビューをしています。とともに「胸キュン映画三巨匠」とも呼ばれています。

神木隆之介は、3歳の頃から、CMに出演し、その後子役としても声優として様々な役をこなし、安定感のある役者です。

有村架純は、2010年に『ハガネの女』でドラマ初出演をし、その後、連続テレビ小説 『あまちゃん』で演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて人気となり、好感度の高い役者です。

中島希梨香役の松井愛莉は、「これは経費で落ちません!」で営業社員を演じていましたが、外見とふるまいが個人的にはツボです。

あくまで主観なので、あまり気にしないでください。個人的にはツボな女優なのです。

問題はかなりチョイ役なところもあり、あまり幸福な顛末でもないので、ちょっと残念ではあります。

物語は、他人の死ぬ運命が見えてしまう能力をもってしまい、その「フォルトゥナの瞳」に悩みながらも、大切な人にもその運命が見えてしまうことでどうするかを選ぶ物語です。

有村架純演じる桐生葵は可愛いのですが、どうも顔がデカイというかエラが特徴的というか、色々モヤモヤします。

本作は多少、お太りになられていたということで見逃しておくほうが良いです。

特殊な能力という点では、ファンタジーな要素となるのでリアリティを追求する話ではありません。

二人の出会いから付き合うまでの流れは、ある種キュンキュンする感じもあり、序盤に「フォルトゥナの瞳」の能力も描かれますが、単純にラブストーリーとして描かれています。

有村架純が相手のことを調べて訪ねてくるところは、素直に羨ましいところもあり、神木くんのイケメンさがあっての点ではあると思います。

「フォルトゥナの瞳」の能力は、運命を変えてしまう時に、自らの寿命にも危機があるところには設定としてうまくできています。

そのため、良心の呵責も生まれてしまい、これがその後の展開にも繋がっていきます。

終盤で明かされる「フォルトゥナの瞳」の持ち主の件については、多少意味不明感もあり、意外なところでもありますが、なんとなく登場人物の感情の熱量の差を感じてしまい、残念な要素だった気もします。

ラストの手紙には泣ける要素もあるのですが、持ち主の件を考えるとどうもモヤモヤしてしまいます。

とりあえずは、ファンタジーな内容でもありますので、サラッと観るにはなんの問題もない作品です。

有村架純がかわいいので、この辺りの鑑賞映画としてもオススメです。

フォルトゥナの瞳

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