【洋画】「パーマー(2020)」★★★☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】高校時代にフットボール選手として名を馳せたエディー・パーマーは、12年の刑期を終え、人生をやり直すために故郷に帰ってきた。そこで母に見捨てられた少年サムと出会い、思いがけない絆を育むエディー。しかし彼の過去が、新しい生活と家族に暗い影を落とすことになるのだった。

感想を形容しづらい作品ではありますが、じっくりと観てもらうと良い作品

フィッシャー・スティーヴンス監督は、1980年代にティーンズ・アイドルとして活躍をし、1990年ごろまで青春ものやSF映画に出演しています。その後、『ショート・サーキット2/がんばれ!ジョニー5』で主演を務め人気となり、2002年『はじまりはキッスから』で映画監督デビューをし、制作にも携わるようになります。イルカ漁を描いた『ザ・コーヴ』で2009年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門のプロデューサーとしても関わり、幅広く活動をしています。

ジャスティン・ティンバーレイクは、1993年子供番組『ミッキーマウス・クラブ』に出演し、その後、ミュージシャンとして活動をしています。「イン・シンク」のメンバーとして活躍し、『No Strings』ではアメリカの初動売り上げ枚数歴代1位を記録しています。その後ソロ活動をし、ミュージシャンとして人気となっています。2005年『エジソン』で映画初出演をし、2010年『ソーシャル・ネットワーク』でも印象的な役を演じています。

物語は、12年の刑期を終えて故郷に戻ってきたエディ・パーマーが主人公。故郷で生活するようになりますが、そこで出会った少年 サムに影響を受け、サムとパーマーが徐々に変わっていく様を描いたストーリーです。

元フットボール選手として活躍していながらも、事件を起こし、その景気を終え、故郷で母親からネグレクトを受けていた少年 サムとともに生活をはじめますが、この関係性が本作の中心となっています。

パーマーとサムのやり取りで挫折してしまった人生を取り戻していく展開であり、中盤までは淡々とした展開で進んでいきますが、そもそも主人公がマイナスの状態から始まるので、なかなか心地よく見られないところはあります。

人生をやり直すにあたり、今までの考えを変えてくれる存在のサムと出会い、大人と子供という立場の違いもありますが、その違いがあるからこそ、気付かされるところがあるのかもしれません。

「クレイマー・クレイマー」のようにも思えますが、サムとパーマーの関係は親子でもなく、近所のトレーラーハウスに住んでいたという点だけでもあり、その点で、ちょっと印象が変わってきます。

あくまで、主人公視点の物語となっており、物語を見失うところはないのですが、サムの時折見せる思いやりのあるところや、無邪気なところに心動かされるのはわかります。

結果的にどのような決断をするのかは見てもらうほうがよいのですが、終盤に見せるジャスティン・ティンバーレイクの笑顔でスッとする感じがします。

感想を形容しづらい作品ではありますが、じっくりと観てもらうと良い作品かと思います。

予告編

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