映画紹介
【監督】齊藤勇起
【出演】高良健吾/大東駿介/石田卓也/村上淳/佐藤浩市/椎名桔平/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】
昔の話と現在の話のつながりを整理しながらの話となるので
【あらすじ】主人公 春は、中学校の同級生正樹が殺される事件のことで当時、犯人と思われる人に対し仲間3人とともに問題を起こしてしまう。22年後に刑事となった仲間が故郷に帰って来るが、春は地元で建設会社を運営していた。街の不良少年が過去の事件と同じような事件が起こり、22年前の事件を呼び覚ます。
高良健吾は、モデルとしてスカウトされ、2005年にドラマ『ごくせん第2シリーズ』で3年D組の不良生徒役を演じて俳優デビューしています。その後、映画を中心に活躍している個性派俳優です。
物語は、主人公が中学時代のときに起こった事件から22年後、当時の事件に関わった人らが、再び街で起こった類似する事件に、過去の事件のことを思い返し殺人事件の行方を呼び起こされていくストーリーです。
序盤から、とある地方の町で自転車通学をしている中学生が描かれ、友達と仲良く学校生活を過ごしていることがわかります。
その後、自宅では、父親の暴力などが描かれ、あまり良い暮らしではない一方、他の友だちの家庭も描かれ、一部は裕福でもあり、様々家庭環境が描かれます。
街の川の増水で友人が亡くなってしまい、そのことで、仲間の間で友達を殺した犯人を見つけ出そうとしていきます。
疑いのある老人を見つけ、仲間三人で不意に殺してしまったことで、中学時代の話が終わり、そこから20年が経過します。
本作は、昔の事件を通じて数十年ぶりに仲間と再会し、昔の事件を振り返りながらの展開です。
キャストや序盤の展開は筋書きが分かりやすいのですが、大人になってからの展開は、過去の中学時代の事件を感じさせるようなところもあり、世代を繰り返しているような感じもあります。
原作は、齊藤勇起監督のオリジナルストーリーとなります。
「偶然と想像でできているお話だな」
ノワール的なストーリーでもあり、中学時代の仲間同士の再会も、面影が薄いので、ちょっとわかりにくいところはありますが、高良健吾を始めとして、印象に残るような風貌でもあるので、まったく理解できないというところはありません。
色々な要素が絡み合ったストーリーにはなっていますが、昔の話と現在の話のつながりを整理しながらの話となるので、整理しながら観ると良いです。
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