作品紹介
【監督】タイ・ウェスト
【出演】ミア・ゴス/エリザベス・デビッキ/サムニー/ミシェル・モナハン/
【あらすじ】主人公 マキシーンは、凄惨な殺人事件から一人生き延びた女性。6年後、ポルノ女優と人気となり、ハリウッドスターが目前のとき、ハリウッドでは連続殺人鬼が凶行を繰り返していた。
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ちょっと古い映画を感じるような演出は、タイ・ウェスト監督の持ち味にも
タイ・ウェスト監督は、2005年『The Roost』で監督デビューをし、2009年『The House of the Devil』が話題にもなります。俳優としても活動しており、監督や脚本家、俳優と多彩な才能がある監督です。
ミア・ゴスは、2013年「ニンフォマニアック」で映画デビューをし、その後、「サスペリア」「ハイ・ライフ」などに出演し、「X エックス」シリーズで話題となり、着々とキャリアを重ねている女優です。
物語は、連続殺人鬼による事件から唯一人生き残った主人公が、ハリウッドスターへの夢を実現していこうとしている中、ハリウッドで再び殺人事件が起こり、6年前の事件との関連が浮かび上がっていくストーリーです。
本作は、「X エックス(2022)」「Pearl パール(2024)」に引き続いて制作された3部作でもあります。
「X エックス」「Pearl パール」「MaXXXine マキシーン」は、時間軸的には、発表順ではなく、「Pearl パール」「X エックス」「MaXXXine マキシーン」の順番での時間軸となっています。
いずれも、タイ・ウェスト監督とミア・ゴスが主演ではあり、ホラーといえば、ミア・ゴス的な感じもします。
作品のテイストは、1980年代を舞台としていることもあり、1980年風の映像演出でもあり、ちょっと古い映画を感じるような演出は、タイ・ウェスト監督の持ち味にも思えます。
本作が完結編ともなりますが、本作のみを観ても意味がわかりにくいところもあるので、できれば、過去作を観てからの鑑賞が良いです。