作品紹介
【あらすじ】主人公の画家の女性は、締切に追われながら作業をしており、徐々に絵を描く理由を見失い部屋を飛び出す。
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芋生悠監督の手腕が気になるところ
芋生悠(いもうはるか)監督は、2014年第3回ジュノン・ガールズ・コンテストのファイナリストの一人として選ばれ、2015年より女優として活動をしています。2016年「バレンタインナイトメア」で映画初出演をし、2016年「爛れ」で映画初主演もしています。非常に多くの作品に出演をし、テレビや映画、舞台などに出演をしています。2025年「解放」で映画初監督をしており、多彩な才能を持つ監督です。
小川未祐は、2018年『最期の星』で映画デビューをし、2023年『イカロス 片羽の街』では主演も演じています。2024年にシンガーソングライターとしてアルバム「sutwuanu」をリリースしており、幅広い活躍が期待できる女湯です。
物語は、締切に追われた主人公の女性が、絵を描く理由を見失い、部屋を飛び出した先にある人物に出会うストーリーです。
本作は、10名ほどのスタッフにより制作されており、クラウドファンディングで制作費を集め制作された映画です。
セリフのないモノクロ作品であり、インスタレーションアートの要素も取り入れ、映画とリアルイベントを織り交ぜた作品となっています。
22分の映画上映後にそのまま舞台を使ったパフォーマンスが用意されており、日本映画初の表現方法が取り入れられた作品です。
セリフがなく、モノクロ映像でもあり、予告編からも難解な印象がありますが、独特の表現方法を取り入れていることで、感じ取っていく作品なのかと思います。
短編作品ではありますが、芋生悠監督の手腕が気になるところです。