作品紹介
【監督】M.ナイト・シャマラン
【出演】ジョシュ・ハートネット/アリエル・ドノヒュー/サレカ・シャマラン/ヘイリー・ミルズ/アリソン・ピル/
【個人的評価】★★★★☆
【あらすじ】主人公 クーパーは、娘 ライリーのために世界的歌手 レディ・レイヴンのライブチケットを手に入れる。しかし、そのライブ会場は、指名手配中の切り裂き魔を捕らえるためのトラップであった。

腑に落ちない点がいくつかありますが
M・ナイト・シャマラン監督は、幼少期に手にしたスーパー8カメラから、映画の世界にあこがれを持ち、スピルバーグ監督に憧れ、映画の世界に進みます。1992年『Praying with Anger』で映画監督を手掛け、1995年『翼のない天使』を手掛けてします。1999年『シックス・センス』で世界的にヒットとなり、ヒットメーカーとして数々の作品を手掛けています。
ジョシュ・ハートネットは、1998年「ハロウィンH20」で映画デビューをし、『パラサイト』、『パール・ハーバー』、『ブラックホーク・ダウン』、『ブラック・ダリア』などで人気を得ている俳優です。
物語は、娘のために有名ミュージシャンのライブチケットを取り、ライブ会場に訪れるが、実は、指名手配中の切り裂き魔を捕まえるトラップであった。しかし、その凶悪犯は、主人公自身であったというストーリーです。
序盤から、父親と娘がとあるライブ会場に向かっているシーンが描かれ、そのライブで娘のお気に入りのレディ・レイブンのコンサートに向かうところがえがかれます。
父親は娘にご褒美としてライブに連れてきたことになりますが、父親の行動が怪しく、ライブ中も席を出たりすることが多く、他にもレディ・レイブンの登場したステージ床下に入ろうと妙な感じですが、なにかを観察しつつ行動しているのがわかります。
父親は何故か警備無線を傍受しており、警備の様子を色々と確認していますが、徐々に警備がとある人物を探していることがわかります。
中盤で、レディ・レイブンのバックステージツアーの対象「ドリーマーガール」に選ばれ、レディ・レイブンと会うことができます。
そこで、脅迫まがいなことをして、コンサート会場から脱出を目論んでいきます。
本作はシャマラン映画ではあるので、普通のように物語が進んでいきますが、どこかしら変な設定もあり、
レディ・レイブンは、カリスマミュージシャンですが、メイクがかなりAI生成感がありますが、AIではないとは思います。
レディ・レイブンを演じるのは、サレカ・シャマランであり、M.ナイト・シャマランの娘となります。中盤以降主役のような立ち回りとなるのは、ある意味、身内であるからという点もあります。
FBIの捜査網が切り裂き魔のブッチャーを追い詰めていきますが、結果的には、ブッチャーの人格自体に本作の謎解き部分があります。
シャマラン映画なので、当然想像の斜め上をいく展開となりますが、それは観てもらった方が良いです。
腑に落ちない点がいくつかありますが、シャマラン映画にありがちな超常現象で描かれる流れでもなく、とは言え、しっかりとシャマランしていますので、とりあえず観て貰えば良いのかと思います。
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