【今週公開の新作映画】「カーリングの神様(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】本田望結//泉智奈津/白倉碧空/川口ゆりな/秋山ゆずき/山崎竜太郎/内浦純一/

【あらすじ】主人公 香澄は、軽井沢 御代田町に住む高校生。小学生時代に「みよステラ」というカーリングチームで優勝したこともあるが、今は解散してしまっている。

本木克英監督の作品でも、スポーツ青春もののテンプレートの作品はあまり少ないので、他の作品とは違った視点で群像劇を見せてくれるのでは?

本木克英監督は、1998年「てなもんや商社」で映画監督デビューをし、その後、松竹系の作品の監督をしています。「釣りバカ日誌シリーズ」「ドラッグストア・ガール」「鴨川ホルモー」などの作品を手掛けており、2017年以降は、松竹を退社してフリーランスとして「空飛ぶタイヤ」など映画を制作しています。

本田望結は、4歳でCM出演をしており、その後、テレビドラマや映画に出演しています。また、フィギュアスケートの選手として、3歳の頃からフィギュアスケートをしており、2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権優勝をしています。2011年「GANTZ PERFECT ANSWER」で映画出演をしており、2015年「ポプラの秋」で映画初主演をしています。映画やテレビ、フィギュアスケートなど幅広い活躍をしている女優です。

物語は、本州最古のカーリング場がある長野県御代田町でカーリングをつうじて、仲間と結束していくストーリーです。

カーリングを題材とした作品でもあり、冬季オリンピック等では人気となる競技ですが、意外とスポーツ人口はまだまだ少ないという点と、競技場所が限定されることもあり、その内容も描かれているように思います。

カーリングは、「氷上のチェス」とも呼ばれ、スポーツでありながらも、正確なショットや戦略性が強く、奥が深いスポーツです。

カーリングは4人+1名というチームで構成されており、「リード」「セカンド」「サード」「フォース」「リザーブ」で1チームとなります。スキップと呼ばれる司令塔の選手がおり、たいていは、「フォース」を努めますが、別に順番に決まりはありません。それぞれのポジションは大きな特長があるので、必ずしもうまい順番というところではなく、適材適所でポジションが決まることが多いです。

チームを再結成していくところや、大会で戦っていくところなど、なんとなく、スポーツ青春映画あるあるなところも感じますが、「Shall we ダンス?」や「ウォーターボーイズ」などが好きな人には良いのかもしれません。

本木克英監督の作品でも、スポーツ青春もののテンプレートの作品はあまり少ないので、他の作品とは違った視点で群像劇を見せてくれるのでは?と思います。

予告編

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