【日本映画】「ハウ〔2022〕」★★★☆☆【感想・レビュー】

作品紹介

【監督】
【出演】/深川麻衣//伊勢志摩/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 赤西民夫は、市役所職員として仕事ををしている男性。ある日、上司より飼い主に捨てられた保護犬を飼うことになる。しかし、ハウは突然民夫の前から姿を消してしまう。

ハウ

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本作のきっかけとその後の絆的なところに若干のもやもや感

犬童一心監督は、大学在学中より自主制作映画をつくり、ぴあフィルムフェスティバル入選をします。その後、1995年『二人が喋ってる。』で長編映画監督デビューをし、様々な作品の脚本や監督を手掛けています。大島弓子や1970年代のホラー映画のファンということもあり、作品にはその影響が現れています。

田中圭は、役者を志し、「トリビアの泉」の確認VTRの出演を経て、2008年『凍える鏡』で初の主演を務め、TV番組等で活躍している俳優です。

池田エライザは、父が日本人で母はスペイン系フィリピン人で2009年にファッション雑誌「ニコラ」でモデルデビュー後、雑誌「ニコラ」のオーディションを経て専属モデルとなり、2011年に『高校デビュー』で映画デビューしています。2013年には「CanCam」の専属モデルになっています。役者やモデル、映画監督と活動の幅を広げている女優です。

物語は、主人公の市役所職員が、保護犬を飼い始めたことによる飼い犬のハウと主人公との関係の深さを描いたストーリーです。

序盤もある程度過ぎたところから、物語がちょっとかわります。

一緒に暮らしていたハウがいなくなってしまうのですが、そこから、ハウがどうなってしまうのかで物語が変わります。

なぜいなくなったのかはしっかり描かれますが、なかなかすっとぼけな展開でもあり、さすがにそれはないかなぁとも思います。

あとは、犬視点のでのロードムービー的な展開となりますが、青森から横浜まで戻るというところで、798キロのロードムービーとなります。

主役は、民夫となりますが、実際には犬が青森から横浜まで帰ってくる物語で、素直に展開が読めるところはあります。

若干、締めくくり方に「?」が出てきてしまいますが、結局、本作のきっかけとその後の絆的なところに若干のもやもや感が残ります。

本作には原作があり、斉藤ひろしの小説となります。

決してダメな作品ではないのですが、動物を登場される映画として、順当な展開と、順当な流れを予測させつつの展開ではあります。

予告編

ハウ

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