【今週公開の新作映画】「憐れみの3章(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】/ホン・チャウ/ジョー・アルウィン//ハンター・シェイファー/

【あらすじ】自分の人生を取り戻そうとする男、海難事故で生還するも別人のようになってしまった妻を持つ警察官、教祖になることを定められた人物を探す女の3つの物語を綴った作品

ヨルゴス・ランティモス監督は、2001年「Ο καλύτερός μου φίλος My Best Friend」で初監督をし、2009年「籠の中の乙女」で、第62回カンヌ国際映画祭にて「ある視点」部門のグランプリを受賞しています。その後、2015年『ロブスター』で、第68回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞しています。2015年『女王陛下のお気に入り』で数多くの賞を受賞しています。独特な表現方法で優れた演出力のある監督です。

エマ・ストーンは、11歳の頃から地元アリゾナで劇団グループに所属しており、2005年にテレビ、2007年に映画に出演をしています。2011年「ラブ・アゲイン」や「ヘルプ 心がつなぐストーリー」で評価され、2014年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー助演女優賞に初ノミネートされ、様々な賞で評価されている実力派の女優です。

物語は、3つの物語を通じて奇想天外の展開のストーリーです。

ヨルゴス・ランティモス監督作品は、多くの作品が独特な世界観を持ち、本作でも、想像を超えるような物語を3つ織り交ぜて制作した作品でもあり、内容が想像できません。

3つの物語にエマ・ストーンが登場していますが、それぞれ異なる名前がついており、同一人物なのかそうでないのかも不明です。

3つの物語は、「R.M.F. の死」「R.M.F. は飛ぶ」「R.M.F. サンドイッチを食べる」となっており、エマ・ストーン以外も名前の異なるキャラクターで同一の俳優が演じています。

かなり頭を使う作品のようにも見え、もしかすると、ヨルゴス・ランティモス監督作品の最難易度の作品かもしれません。

165分という上映時間とR15+指定というところで、ヨルゴス・ランティモス監督作品ファンであればよいですが、そうでないひとはまず、ヨルゴス・ランティモス監督の他の作品を観てからのほうが良いかと思います。観やすい作品としては、「籠の中の乙女」「ロブスター」「女王陛下のお気に入り」あたりが良いかもしれません。

予告編

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