【洋画】「ターミネーター2〔1991〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】1994年、人類滅亡の日まであと3年となっていた。1984年に訪れたターミネーターとの死闘は、サラとカイルの活躍で決着をしたかに見えたが、今度は2体のターミネーターが1994年に送り込まれてきた。

ターミネーター2 デジタル修復版(字幕/吹替)

本作は完全に前作越えをした超絶名作

ジェームズキャメロン監督は前作に引き続き監督として本作を制作しています。

アーノルド・シュワルツェネッガーは、前作に引き続きの登場で、ターミネーター役の印象を決定付けることになりました。

エドワード・ファーロングは、本作で初登場の若き日の未来の指導者ジョンコナーを演じています。本作までほぼ役者経験がなくとも、美形ということで日本ではかなり人気となりましたが、のちに薬物やアルコールの依存症となってしまいました。

物語は、前作にから時が経ち、未来の指導者ジョンコナーも生まれています。

前作のサラは、人類滅亡の危機を世に伝えるも、精神異常とみられ、病院暮らしとなっています。

序盤から未来から来た二人が描かれて、過去の悪夢の再来を匂わせます。

ジョンは、養子として別親の元で暮らしていますが、指導者の資質というよりも不良になっており、ここに意外性もあります。

前作同様に、生身の体で未来から送られてきた二人は、それぞれの場所で1997年の社会に溶け込みます。この辺りの前作の踏襲は、観ていて予測のつく展開ですが、後々、その斜め上をいくストーリーとなります。

片方は警官、もう片方は前作と同じような風貌ということで、序盤からミスリードを誘う手法は秀逸です。

予告編では特に、その誘導が顕著で良くできた予告でもあります。

今回は二体のターミネーターというネタになるのですが、この殺人マシーンが戦う設定はすでに前作を超えており、人間ではとても勝ち目がなかったマシーン同士が戦うところは圧巻です。

当然そこにも制限があり、旧型と最新型という力の格差があります。

この格差が前作のカイルとターミネーターの格差に通じるところがあり、強力な味方がいたとしても、必ずしも圧勝しないところに本作の魅力があります。

また、別テーマとして、父と子というようなダブらせ方もあり、「なぜ守り抜くのか」という命題が深いものになっています。

ただのアクション映画ではなく、この母と子の運命を守るという行為の奥には、感情が通わないマシーンなのに、深い絆が生まれるという演出が名作といわれる理由にもなっているのかもしれません。

サラは、迫りくる人類滅亡に対して、体を鍛えて、息子を守るために戦いますが、中盤で、守るだけでなく自らの手で運命を変えようとします。

ここもただのアクション映画の続編に終わらせないところであり、どうすれば運命を変えられるかを、考え、実行します。

とある人物を殺害に向かいますが、この時の帽子とタンクトップにアーミーパンツというサラは、前作の女子大生の面影はなく、とても凛々しくとても魅力的でもあります。個人的にはとてもカッコいい女性像だと思います。

敵役となる新型ターミネーターは、その素性を明かすのは、序盤過ぎで、まさしく「こんなのに勝てるはずがない」という印象付けが抜群です。

最終的には危機を脱しますが、運命は自らかえられるというメッセージが込められて結末となり、駄作の多い続編ものですが、本作は完全に前作越えをした超絶名作です。

予告編

ターミネーター2 (字幕版)

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