作品紹介
【監督】奥山大史
【出演】越山敬達/中西希亜良/山田真歩/潤浩/池松壮亮/若葉竜也/
【あらすじ】主人公 タクヤは、ドビュッシー「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習するさくらに心を奪われ、フィギュアスケートを始める。コーチの荒川が2人にペアアイスダンスを教える。
サブスクで観る
フィギュアスケートを題材にしていながらも、それだけではない内容が込められた作品に思います
奥山大史監督は、奥山和由を父に持ち、映画製作を学び、2018年『Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41』で注目されます。2018年『僕はイエス様が嫌い』で長編映画監督デビューをし、PVや映画など、多くの作品を手掛けています。
越山敬達は、小学3年生のときにEBiDANの育成プロジェクトに参加し、EBiDAN NEXTになっています。2020年にドラマに初出演、のちに、2023年「スイート・マイホーム」で映画初出演、2024年「ぼくのお日さま」で映画初主演をしています。
中西希亜良は、フィギュアスケートを習い、全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に出場経験もあるスケーターです。2024年「ぼくのお日さま」で映画初主演をしています。なお、祖父は、なかにし礼
池松壮亮は、「ラストサムライ」での出演から、子役として活躍し、現在では多数の作品で印象的な演技で定評のある役者です。
物語は、フィギュアスケートを練習している女性に心奪われ、自らスケートを練習する中、コーチが2人にペアアイスダンスを教えて行くストーリーです。
本作の奥山大史監督は、今回が商業映画としてはデビュー作であり、『僕はイエス様が嫌い』で非常にまとめられた作品を作り上げており、今回もムダの少ない映画なように思えます。
子供2人とそのコーチが物語に中心かと思われ、池松壮亮が脇役としてしっかりと存在感があり、この3人の関係性を描いた作品です。
タイトルの「ぼくのお日さま」は、ハンバート ハンバートの代表曲であり、使用許可をお願いしたところ、快諾していただき、タイトルとなったようです。
フィギュアスケートを題材にしていながらも、それだけではない内容が込められた作品に思います。