作品紹介
【監督】ピエール・モレル
【出演】マルワーン・アブドゥッラ・サーリフ/ハリーファ・アル・ジャースィム/ムハンマド・アフマド/アブドゥッラ・サイード・ビン・ハイダル/Omar Bin Haider/Khalifa Albahri/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】2018年、イエメン南部のに駐在するUAEの兵士、アリ、ピラル、ヒンダシは、渓谷部でパトロールをしていたが、ゲリラに待ち伏せされてしまう。
サブスクで観る
ピエール・モレル監督作品なので、ちょっと期待したのですが
ピエール・モレル監督は、フランスの 映画監督で、2002年「トランスポーター」で撮影監督として関わり、その後も、リュック・ベッソン監督 映画で関わっています。2004年「アルティメット」で映画監督デビューをし、2008年「96時間」では、リーアム・ニーソンを主演とし、新たなアクション映画を作り出しています。
物語は、2018年、イエメン南部のUAE駐在軍の兵士が、支援物資を運ぶ途中で、ゲリラに襲われ追い詰められていくストーリーです。
序盤から、イエメンの内戦の状況が描かれ、UAEの駐屯地での兵士たちが描かれていきます。
装甲車で戦闘地帯の住民に支援物資を運ぶ任務となりますが、そこでゲリラに襲われます。
物語のテンポは悪くなく、渓谷地帯でゲリラに襲われ、足止めとなります。ゲリラ側とUAE軍の両方の状況が描かれるので、物語自体はさほど複雑でもありません。
本作は、実話を元にした内容であり、スペクタクルな戦闘シーンがあるわけではなく、多少淡々としたところはあります。
装甲車自体は非常に頑丈な印象もあり、戦車並みの強度があるのでは?と錯覚はします。
登場人物は、複数いますが、主人公が活躍しまくるというよりも、多数の兵士の視点で描かれるところもあり、ゲリラ戦のリアルを見ている感じです。
ほぼ支援が失敗してしまい孤立した状態で脱出を試みていく内容です。
ピエール・モレル監督作品なので、ちょっと期待したのですが、111分という長さが、内容に対して長い印象があり、もうちょっとコンパクトに纏められたのかなぁとは思います。