【日本映画】「幕が下りたら会いましょう〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】前田聖来
【出演】松井玲奈/筧美和子/しゅはまはるみ//木口健太/大塚萌香//山中志歩//hibiki(lol -エルオーエル-)//大高洋子/里内伽奈/濱田のり子/藤田秀世/出口亜梨沙/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 麻奈美は、売れない劇団「劇団50%」を主催しながら実家の美容室を手伝っている女性。ある日、東京で働く妹が亡くなったと知らせが入り、突然の死に動揺する。

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妹の死をどのように受け止め、乗り越えて行くのかというのが本作のテーマ

前田聖来監督は、2008年『わたしが子どもだったころ』でテレビ出演をし、以降2016年頃まで女優やタレントとして活動をしています。大学進学後から自主映画制作を始め、2016年『朝にかえる』で関西学生映画祭に入選しています。2018年「いつか輝いていた彼女は」で長編映画監督デビューをしてます。

松井玲奈は、2008年にSKE48に加入をし、2010年『マジすか学園』でテレビドラマ初出演をしています。その後、2010年『AKB48 17thシングル 選抜総選挙』では、11位となり選抜メンバーに選ばれています。2014年には乃木坂46との兼任を始め、2015年に兼任を解除後、SKE48も卒業『朝にかえる』をしています。2014年「gift」で映画初出演をし、遠藤憲一とのW主演をしています。2021年「幕が下りたら会いましょう」で単独主演をしています。

主題歌は、JamFlavor 「CRY〜戻りたい夜を〜」です。

物語は、売れない劇団を主催しながら生活する女性を主人公に、ある日、妹の訃報の連絡が入る。不器用ながらも生活する女性を描いたストーリーです。

序盤から、主人公の麻奈美が実家の美容院を手伝っているところが描かれ、そこから、妹が亡くなるという訃報を聞きます。

松井玲奈自身は、SKE48を卒業し、女優として独特のポジションと雰囲気があるので、期待したいところではありましたが、今回は物語が地味なところもあり、ちょっとストーリーが散漫としている印象があります。

妹の死をどのように受け止め、乗り越えて行くのかというのが本作のテーマでもあり、本作のタイトル「幕が下りたら会いましょう」に通じるところもあります。

松井玲奈自体のキャラクター的に笑顔が少ないところが本作でもあり、もう少し感情が見えても良かったのかと思います。その点が、本作全体の雰囲気になっていたのかもしれません。

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