【監督】齊藤勇起
【出演】高良健吾/大東駿介/石田卓也/村上淳/佐藤浩市/椎名桔平/
【あらすじ】主人公 春は、中学校の同級生正樹が殺される事件のことで当時、犯人と思われる人に対し仲間3人とともに問題を起こしてしまう。22年後に刑事となった仲間が故郷に帰って来るが、春は地元で建設会社を運営していた。街の不良少年が過去の事件と同じような事件が起こり、22年前の事件を呼び覚ます。
ノワールミステリーが好きな人には良いのかもしれません
齊藤勇起監督は、井筒和幸監督、武正晴監督、廣木隆一監督、入江悠監督などの作品で助監督として活躍後、2024年「罪と悪」で映画監督デビューをしています。
高良健吾は、モデルとしてスカウトされ、2005年にドラマ『ごくせん第2シリーズ』で3年D組の不良生徒役を演じて俳優デビューしています。その後、映画を中心に活躍している個性派俳優です。
物語は、主人公が中学時代のときに起こった事件から22年後、当時の事件に関わった人らが、再び街で起こった類似する事件に、過去の事件のことを思い返し殺人事件の行方を呼び起こされていくストーリーです。
原作は、齊藤勇起監督のオリジナルストーリーとなります。
高良健吾の主演映画としては、アンダー・ユア・ベッド以来となり、久々の主人公というところはちょっと気になります。横道世之介の主演から考えると、様々な役を通じての今回の作品ともなり、演技も含め気になります。
物語自体は、重い内容に思われるので、ノワールミステリーが好きな人には良いのかもしれません。
題名が「罪と悪」ということだけに、罪や悪人、善意や正義などのメッセージが込められた作品かと思います。