【今週公開の新作映画】「アナログ(2023)」が気になる。

【監督】タカハタ秀太
【原作】
【出演】/桐谷健太/浜野謙太/藤原丈一郎//佐津川愛美/

【あらすじ】主人公 水島悟は、手作りなものにこだわるデザイナー。ある日、自ら内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で商社に務める女性 美春みゆきと出会う。しかし、彼女はケータイ電話を持たず、連絡先を交換するかわりに、毎週木曜日に喫茶店で合うことを約束する。

ケータイ電話を持たない女性というのはレアな感じもしますが

・タカハタ秀太監督は、テレビ制作で仕事を始め、「天才たけしの元気が出るテレビ!!」でディレクターデビューをしています。2004年「ホテル ビーナス」で長編映画監督デビューをしています。

・二宮和也は、嵐のメンバーとして活躍しながら、2003年「青の炎」で映画単独主演をしており、蜷川幸雄監督に評価され、その後、役者として数々の作品で巧みな演技を見せています。2006年には『硫黄島からの手紙』に出演し、クリント・イーストウッドからも「類まれなる才能」と評されています。

・波瑠は、2004年、中学1年のときにオーディションに応募し、その後スカウトされ芸能界入りをしています、しばらくは、脇役が多かったのですが、2006年『だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術!』で映画初出演をし、同年テレビドラマ『14才の母』で初主演をしています。モデルや俳優、番組キャスターとキャリアを重ねながら着々と人気を集めている女優です。

・物語は、主人公のデザイナーが、とある喫茶店で女性と出会う。彼女はケータイ電話を持たない人であり、連絡先を交換するかわりに、喫茶店で毎週会うことを約束する。ある日、プロポーズを決めた主人公が彼女を待っていたが、突然彼女は姿を消してしまうというストーリーです。

・原作は、ビートたけしが初めて手掛けた恋愛小説「アナログ」になります。

・映画という点では、ビートたけしは、ちょっと暴力的な作品が多いですが、脚本も手掛けているところもあり、物語としては、恋愛作品は少ない印象ですが、本作は、恋愛小説として、2017年に書いた小説です。

・ケータイ電話で連絡が手軽になった現代で、あえてアナログ的な「直接会う」ということで恋愛を描いている作品です。

・二宮和也と波瑠の恋愛物語ですが、年齢的にはちょっと大人な恋愛感になると思いますが、見た目的にちょっと若い感じがあり、なんとなくぎこちない気もします。

・なお、リアルなな年齢で言えば、二宮和也が1983年生まれ、波瑠が1991年生まれであり、年の差が8歳となります。

・喫茶店で出会い恋愛をしていくストーリーでもあり、ケータイ電話を使わない連絡となるので、当然SNSでの連絡もされないわけです。

・ケータイ電話を持たない女性というのはレアな感じもしますが、それが本作の肝であり、美春みゆきがなぜ、どのような境遇なのかを解き明かしているところも興味深いところです。

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