【日本映画】「ベイビー・ブローカー〔2022〕」★★★☆☆

作品紹介

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 サンヒョンは、クリーニングやを営みながらも借金を抱えた男。児童養護施設出身の仲間のドンスとともに「ベイビー・ブローカー」をする裏稼業があった。

監督:是枝裕和, Writer:是枝裕和, 出演:ソン・ガンホ, 出演:カン・ドンウォン, 出演:ぺ・ドゥナ, 出演:イ・ジウン, 出演:イ・ジュヨン
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文化的なところあり、韓国の文化を理解した上での鑑賞が良いかと

是枝裕和監督は、ドキュメンタリー番組を手がけ、「幻の光」で監督デビューをし、第52回ヴェネチア映画祭でオゼッラ賞を受賞しています。ドキュメンタリーの手法を取り入れつつ、計算され尽くした作品を数多く輩出する卓越した演出力のある監督です。

ソン・ガンホは、中学2年の頃から役者を目指しており、演劇に関わりながら、1996年『豚が井戸に落ちた日』に出演し、長編映画初出演を果たしています。その後、多数の作品に出演しており、ほとんどの作品で韓国の興行成績が良く、監督どのコンビ作も多く、実績の高い俳優です。

2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されています。

本作では、是枝裕和監督は、監督・脚本・編集を行っています。

物語は、借金を抱えた主人公が仲間とともに「ベイビー・ブローカー」の裏稼業を始め、そこで赤ちゃんを捨てた女と、主人公を検挙するために備考している刑事との関係を描いたストーリーです。

序盤から、雨の中赤ちゃんポストに子供を預ける女性が描かれます。

赤ちゃんポスト自体は、日本にも存在しており、隣の国の韓国でも同様の問題を抱えていることがなんとなくわかります。

ただし、この赤ちゃんポスト自体は、合法的ではなく、人身売買にも受け取れてしまうような問題であることがわかってきます。

サンヒョンの行動を付け回す警察組織も描かれてきますが、細かいことはあまり説明はされません。

ベイビーブローカーとして行動をする主人公と、子供を捨ててしまった母親、乳児斡旋を取り締まる警察と三者の関係を描いていく展開でもあります。

是枝監督の演出でもありますが、韓国を舞台にしているところもあり、いつもながらの是枝監督映画とはちょっと印象がことなります。

文化的なところあり、韓国の文化を理解した上での鑑賞が良いかと思います。

とはいえ、根本的に描きたい部分は、文化ではなく、登場人物のそれぞれの生活であることがわかります。

「赤ちゃんポスト」は社会的な問題でもありますが、登場人物のそれぞれに事情があり、「ベイビー・ブローカー」を生業とするサンヒョン自体も、悪人を描いているわけではなく、家族をテーマとしている着地点があります。

本作は、是枝裕和監督作品という点が多少足を引っ張っている感があり、はじめから韓国映画というアプローチでも良かったような気がします。

内容自体は、日本人や日本語は出てこないので、純粋に外国映画として観ればよいのですが、是枝裕和監督の持ち味の「絶妙な演技で伝える物語」という点では、文化や風習が韓国の点でもあり、日本に住む人には若干伝わりづらかったような気もします。

深いことを考えずに観たほうが本作をきっちり理解できるのかと思います。

予告編

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