【アニメ】「ルパン三世VSキャッツ・アイ〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】静野孔文/瀬下寛之
【声優】/大塚明夫//戸田恵子/深見梨加/坂本千夏/
【個人的評価】

【あらすじ】来生三姉妹はキャッツ・アイとして父のハインツの遺した絵画を集める怪盗。3枚の絵の中に秘石「フォルトゥナの石」が仕込まれており、それを求めるキャッツ・アイとルパン三世の物語。

ルパン三世VSキャッツ・アイ

ルパン三世VSキャッツ・アイ

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予定調和感があるので、安心して観られるところ

原作の『ルパン三世』と原作の『キャッツ・アイ』とのコラボレーション作品

・ルパン三世50周年、キャッツ・アイ40周年を記念したコラボ作品で、Amazon Prime Videoにて配信。

・物語は、ハインツの遺した3枚の絵画に秘石「フォルトゥナの石」が仕込まれており、その絵画をめぐるストーリー。

・序盤からルパンとキャッツ・アイの活躍が描かれますが、絵柄自体がトゥーンレンダリングのようなところがあり、色々と違和感は感じます。

・特にキャッツアイ側のキャラクターは、全員が幼い感じがするところもあり、ここには違和感を感じます。

・多分、目の大きさが北条司の絵柄に合わないサイズ感なので幼く見えるのかと思います。

・ルパン側が主というよりも、キャッツ・アイ側のほうがメインになっています。

・来生愛の声優は、坂本千夏なんですが、今となっては「となりのトトロ」のメイの声にしか聞こえない感じがします。

・ルパンの乗っている車が普通の車すぎるところにモヤモヤしますが、過去にはしっかりとフィアットに乗っていたりします。

・中盤でルパンが色々と説明してくれるので、物語が何となくわからなってしまうこともないのです。

・一番モヤモヤするのは、峰不二子なんですが、もう誰なんだかわからない感じもします。

・中盤から、ルパンと愛、次元と五右衛門と瞳と泪のパートに分かれた物語となります。

・ルパン自体は感情移入するというよりも、最強の主役的なところがあり、キャッツ・アイ目線で頼れるノンプレイヤーキャラクター的なところを感じます。

・物語としては、予定調和感があるので、安心して観られるところはあります。

・最後にはきっちりとオチもあり、普通に観られる作品ですが、やはり、絵柄がモンキー・パンチとも、北条司ともに寄せているわけではないので、その点は、両方の作品の画風に寄せてないところに違和感を持つか持たないかで、感想が変わるところもあると思います。

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