【監督】スザンナ・フォーゲル
【出演】ミラ・クニス／ケイト・マッキノン／サム・ヒューアン／ジャスティン・セロー／
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 オードリーは、親友のモーガンと暮らす女性。ある日、恋人のドリューと別れてしまうが、彼は、国際スパイであり、命を狙われていることを知る。突如自宅に現れたドリューの追っての騒動に巻き込まれ、機密の入ったメモリを持ち出して逃走する。
振り切れたメリハリが乏しいので、なんとなく不完全燃焼な感じ
・スザンナ・フォーゲル監督は、大学時代から脚本を執筆しており、2019年「ブックスマート」で評判を得ています。2014年「ライフパートナーズ」で映画監督デビューをしており、その後、コンスタントに活動をしています。
・ミラ・クニスは、アメリカの女優で1995年頃よりテレビ出演をし、1995年「マイロ/呪われた人体実験」で映画出演をしています。テレビや映画で活動をしており、アンジェリーナ・ジョリーにも似ていることから、「第二のアンジー」とも呼ばれています。
・ケイト・マッキノンは、アメリカのコメディアンで、2006年頃よりテレビで活躍するようになってきています。2012年「My Best Day」で映画出演をし、2016年「ゴーストバスターズ」にも出演しています。テレビや映画で活躍する女優です。
・物語は、親友と暮らす主人公がある日、元カレがスパイだったことを知る。そのことで機密の入ったUSBメモリを持ち出し、様々なスパイや組織から狙われることになるストーリーです。
・序盤より、シリアスそうな展開で進みますが、オードリーとモーガンが登場し始めてから、ある程度雰囲気が変わります。
・本作はコメディアクションと言う作品ですが、もうちょっとコメディ要素がキッチリしていると良いのですが、どうも、シリアス要素が強いところもあり、なんとなくチグハグ感を感じます。
・中盤で、囚われた状態で、拷問を受けますが、そこは酷いことを受ける前に助けがきます。
・拷問する側も、殺し屋ながら体操選手っぽい子でちょっと面白い感じです。
・ドリューが助けに来ますが、体操的なアクションをみせてくれてちょっとおもしろいです。
・とはいえ、主人公2人にどうも感情移入しずらいところがあり、その点がノリにくいところがあります。
・というのも、主人公2人がどちらもちょっとヌケている感があるところに、いまいち感情移入しづらいのかと思います。
・空中ブランコでのアクションもコメディ的ではありますが、アクション的には面白いです。
・全体的にアクション映画としてみるとよいのですが、とはいえ、全編アクションの作品ではないので、ちょっとダルいところがあります。
・コメディアクション映画ではあるのですが、振り切れたメリハリが乏しいので、なんとなく不完全燃焼な感じのところのある作品です。
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