【監督】是枝裕和
【出演】ソン・ガンホ/ペ・ドゥナ/カン・ドンウォン/イ・ジウン/イ・ジュヨン/
【あらすじ】主人公 サンヒョンは、クリーニングやを営みながらも借金を抱えた男。児童養護施設出身の仲間のドンスとともに「ベイビー・ブローカー」をする裏稼業があった。
巧みな演出力があり、日本を問わず、世界で活躍する是枝裕和監督の作品
・是枝裕和監督は、ドキュメンタリー番組を手がけ、「幻の光」で監督デビューをし、第52回ヴェネチア映画祭でオゼッラ賞を受賞しています。ドキュメンタリーの手法を取り入れつつ、計算され尽くした作品を数多く輩出する卓越した演出力のある監督です。
・ソン・ガンホは、中学2年の頃から役者を目指しており、演劇に関わりながら、1996年『豚が井戸に落ちた日』に出演し、長編映画初出演を果たしています。その後、多数の作品に出演しており、ほとんどの作品で韓国の興行成績が良く、ポン・ジュノ監督どのコンビ作も多く、実績の高い俳優です。
・2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されています。
・本作では、是枝裕和監督は、監督・脚本・編集を行っています。
・物語は、借金を抱えた主人公が仲間とともに「ベイビー・ブローカー」の裏稼業を始め、そこで赤ちゃんを捨てた女と、主人公を検挙するために備考している刑事との関係を描いたストーリーです。
・是枝裕和監督が、韓国での映画を制作しており、出演しているペ・ドゥナとは、2009年「空気人形」以来の出演となります。
・赤ちゃんポストや養子縁組の問題に関心を持っている是枝裕和監督が初の韓国映画を手掛けています。
・巧みな演出力があり、日本を問わず、世界で活躍する是枝裕和監督の作品に興味があります。