【日本映画】「総理の夫〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/中谷美紀//工藤阿須加//木下ほうか/長田成哉/関口まなと/米本学仁//寺田農//嶋田久作/
【個人的評価】★★★☆☆

【あらすじ】主人公 相馬日和は、少数野党の党首 凛子と結婚をし、10年目となる夫婦。日和は、鳥類学者をしていながらも、凛子が日本初の総理大臣となったことから、日和は史上初のファーストジェントルマンとなる。

全体的に気楽に観られる作品で、サクッと観ると良い作品

河合勇人監督は、相米慎二、、黒木和雄、崔洋一などの監督の助監督として映画を学び、2008年『花影』で長編映画監督デビューをしています。テレビや映画の演出を数多く携わっています。

田中圭は、役者を志し、「トリビアの泉」の確認VTRの出演を経て、2008年『凍える鏡』で初の主演を務め、TV番組等で活躍している俳優です。

中谷美紀は、1991年から「桜っ子クラブさくら組」で活動をし、1993年『ひとつ屋根の下』でドラマデビューをしています。その後、1995年「大失恋。」で映画初出演をし、同年「BeRLiN」では初主演をしています。「ケイゾク」の柴田純役や「嫌われ松子の一生」、『電車男』など印象的な役を演じています。2018年にウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団でビオラ奏者を務めるティロ・フェヒナーと国際結婚しています。

原作は、 原田マハの小説「総理の夫」です。

物語は、ある日、妻が日本初の女性総理となったことで、夫である主人公が、史上初の「総理の夫」となるストーリーです。

「もし私が総理大臣になったら何か不都合ある?」

というところから、急に凛子が総理となります。

今となっては、木下ほうかの出演がなんとなくモヤモヤします。

中盤までは、コメディ感がありますが、そのあたりは、田中圭の印象とキャラクターで持っている感じがします。

凛子が妊娠をするのですが、選挙活動中で、疲労困憊でいるのはかなりモヤモヤします。

病気で倒れたときのすがりっぷりはある意味ホラーです。

総理を題材としたコメディ作品は様々ありますが、本作は、難しい政界の要素もある程度描いており、そのギャップに主人公の日和が右往左往するところがポイントです。

全体的に気楽に観られる作品で、サクッと観ると良い作品です。

総理の夫

総理の夫

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