【日本映画】「さがす〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 原田楓は父 智とともに暮らす中学生。ある日、懸賞金300万円の指名手配犯を捕まえるために、父が姿を消してしまう。

さがす

さがす

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物語の構成が非常に巧いところがあり、序盤から終盤までしっかりと緊張感が持続する作品

・片山慎三監督は、助監督経験を経て、2019年「岬の兄妹」で長編映画監督デビューをしています。監督の作風に感銘を受けており、『岬の兄妹』や『そこにいた男』はその影響のある作品となっています。骨太な感じの作品感があり、今後の期待ができる監督です。

・佐藤二朗は、広告代理店で仕事をしながらも、劇団ユニット「ちからわざ」を旗揚げし、その後、劇団「自転車キンクリート」にも入団しています。1983年「アイコ十六歳」で映画デビューをし、テレビや映画などヒトクセある雰囲気のある俳優です。

・伊東蒼は、2011年「アントキノイノチ〜プロローグ〜 天国への引越し屋」でテレビドラマデビューをし、子役として活躍しています。2013年「貞子3D2」で映画デビューをし、テレビや映画で活躍する女優です。

・物語は、指名手配犯の懸賞金300万円を手にするため失踪した父を探すうちに、とある事件に関連していくストーリーです。

・序盤から、父親が万引をしたことで娘がスーパーに駆け込みます。

・父親がダメおやじな要素があり、そんなダメおやじが指定手配犯をさがすために突如いなくなりますが、そんな失踪したかのような父親を娘が探すといった展開です。

・大阪弁をネイティブで使う映画は、スッと世界観にのめり込んでいけるところはあると思います。

・前半は、娘視点の展開が進み、父親を探すために、とある男と出会います。後々の伏線とはなりますが、物語の語り方が中盤から変わります。

・中盤から、父親の苦悩が描かれ、そのことで「とあること」を行ってしまったことが描かれます。

・「世の中には、様々な事情で死にたいと思っている人がいる」

・終盤での父親の行動は本作の惹きつけられるところであり、その行動の事情がちょっと考えさせられます。

・父と娘の関係でしっかりと締めくくられるのですが、なんとも言い表しにくい感情が残る作品です。

・物語の構成が非常に巧いところがあり、序盤から終盤までしっかりと緊張感が持続する作品です。

さがす

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島々清しゃ

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誰かが、見ている 予告編

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そこにいた男

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岬の兄妹

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