作品紹介
【監督】久万真路
【出演】永瀬廉/清原翔/神宮寺勇太/優希美青/神尾楓珠/前原滉/田辺桃子/矢柴俊博/村上淳/原日出子/嶋田久作/吹越満/奥田瑛二/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】社交界の名門 烏丸家の第27代当主として烏丸花穎が帰国する。彼には絶大な信頼を置く老執事 鳳ではなく、衣更月となり、主従関係を結ぶ。
久万真路監督は、成人向けオリジナルビデオを作りながら、徐々に評価され、テレビドラマの監督や作品を手掛けるようになり、様々な作品に関わっている監督です。
過去に
永瀬廉は、ジャニーズ事務所に所属し、2015年期間限定ユニット・Mr.King vs Mr.Princeのメンバーに選ばれ、2018年にはKing & Princeのメンバーとしてデビューしています。本作は映画初主演となります。
清原翔は、2013年にMEN’S NON-NOのオーディションに合格し、専属モデルとして活躍します。その後、俳優活動に興味が湧き、ドラマや映画に出演するようになります。
物語は、名門家の跡継ぎに新人の執事が就くも、執事と当主の主従関係の中、お互いに成長していくストーリーとなっています。
序盤は、海外から帰国した一族の後継がその状況を説明する展開となっており、家系自体がとても富豪であるところが描かれます。
烏丸家の中の話だけでなく、社交界として、同年代の人たちのパーティに呼ばれたりもします。その中で、ほかの一族からの嫌がらせも受けるようになりますが、執事の機転と花穎の研ぎ澄まされた感覚で、苦難を乗り越えていきます。
この2人を中心に物語が進みますが、明らかに執事役の清原翔が長身で細身でもあり、ほかの登場人物とは隔絶に違った印象を受けます。
清原翔は、細身ではありますが、身長が高く、それだけで威圧感がありますが、ほとんどの出演者の身長が小さいところもあり、むしろ、この高身長には好感があります。
特に初めて行ったパーティのシーンでは、群を抜いての長身でもあり、存在感が一番強いです。
なお、清原翔の身長は185センチとなり、170cmあったとしても、15センチ差があるので、あまり横に並びたいともならないでしょう。
なので、かなりおいしいところは、清原翔が持っていってしまうように見えてしまいます。
中盤までは、その執事の有能な点と当主との関係性が描かれていきますが、やはり中盤からは物語が一転してきます。
花穎が当主であり主人公なので、きちんと見せ場もあり、自分自身で苦難を乗り越えていこうとします。
こういう点では、名ばかりな設定だけでなく、しっかりと花穎の魅力が詰まっています。
イケメンが多く登場することもあり、目の保養ともなりますので、まずはその華やかさを感じていけば良い作品かと思います。
サブスクで観る
予告編
「うちの執事が言うことには」シリーズ【全10冊合本版】 「うちの執事が言うことには」シリーズ【合本版】 …