【日本映画】「シライサン〔2020〕」を観ての感想・レビュー

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【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】眼球が破裂した遺体が相次いで発見される事件が相次ぎ、主人公の女子大生 瑞紀は、鈴木春男とともに、その減少について調査し始めるが、「シライサン」という謎めいた言葉を知る。

シライサン

シライサン

  • 安達寛高
  • ホラー
  • ¥2037

・安達寛高監督は、高校時代にライトノベルを読んだことで、小説に興味を持ち始め、1996年に『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説大賞を受賞してデビュー作となっています。乙一名義として集英社や角川書店、幻冬舎で小説を執筆するかたわら、別名義でも小説を執筆しており、本名の安達寛高では、自主映画を制作しています。なお、義理の父親はです。

・飯豊まりえは、2008年「avex kids×ニコ☆プチ公開モデルオーディション」でグランプリを受賞し、モデルとして活躍します。その後、『ニコ☆プチ』の姉妹雑誌『nicola』などを務め、2012年からは、俳優としても活動しており、多彩な活動をしています。

・物語は、シライサンという謎の言葉を発端に様々な人が呪いにかけられ、次々と不可解な死を遂げていく現象に挑んでいくストーリーです。

・シライサンは、呪われてしまった人の両眼を破裂させて死に至らしめる呪いの象徴で、要所要所で登場してきます。

・和製ホラーのリングを彷彿とさせるような展開で、犠牲者は次々と出てきます。

・ただし、決定的に恐怖を煽る演出は少なく、ホラーな作品ではありますが、思ったほどの恐怖感はありません。

・それは呪いを受けてしまった現象自体の事後が見せられることで、実際にどのような恐ろしいことが起こっているのかはあまり描かれていないところがあります。

・ホラー作品ではありますが、決定的に怖いところは描かずに展開するので、さほど恐怖心を煽られることはありません。

・この呪いから抜け出す手段ということを探し当て、なんとか危機を脱していくわけですが、これもリングのようなところはあります。

・シライサン自体は、かなりはっきりと出てくるところがあるので、リングの貞子よりかは、多少恐怖感が薄いのはそのためとも言えます。

・結局襲われるシーンは、かなり顔芸なところもあるので、それはそれです。

・ストーリーはわかりやすい展開となっていますので、和製ホラー作品ということを念頭において観れば、サクッと観られる作品になっています。

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シライサン

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