【日本映画】「劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜 〔2016〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/伊藤修子/児嶋一哉/沢村一樹/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 春田創一は、天空不動産に勤めるサラリーマン。彼は上司の黒澤武蔵に寵愛されていたが、同居をしていた牧や新入社員 山田の間で性別を超えた愛情劇が描かれる。

劇場版おっさんずラブ

あくまでTVシリーズ1作目のサービス作品

・監督のは、バラエティ番組の制作からドラマ制作に関わるようになり、近年話題作を送り出すようになっています。

は、役者を志し、「トリビアの泉」の確認VTRの出演を経て、2008年『凍える鏡』で初の主演を務め、TV番組等で活躍している俳優です。

は、2007年、映画『バッテリー』の主演で俳優デビューし、以降、映画出演が続いています。

は、演劇に影響を受け、舞台俳優として活躍したのち、2013年「半沢直樹」で主人公の上司役で注目され、多くに作品で活躍している俳優です。

・物語は、テレビシリーズの延長となっており、香港に転勤となった春田が帰国してくるところから物語が始まります。

・サラリーマンとして、組織の中で起こる上司と部下等の間の愛情物語となっています。

・ドラマ版は、吉田鋼太郎のキャラクターも含め、純愛要素が話題を呼び、人気となった作品の映画化です。

・多少ややこしいのですが、おっさんずラブの映像化は、TVドラマ2作品と映画版1作品があります。

・本作は1作目にTVシリーズの続編となっており、TVシリーズ2作目は、この1作目のTVシリーズと映画版とは異なるストーリーとなっています。

・つまり、TVシリーズ2作目の「おっさんずラブ in the sky」は、主要人物の名前はそのままに、パラレルワールドとなっている作品となっていますので、注意が必要です。

・本作は、新たに本部の新プロジェクトチーム 狸穴迅と新入社員 山田正義が登場することで、TVシリーズ1作目をスケールアップした内容です。

・内容自体は、TVシリーズの延長ですが実際には蛇足感のあるところがあり、黒澤武蔵が記憶喪失になったりなど、あるある展開となっており、全体的にはファンサービスな作品とも言えます。

・本作単品で楽しむような内容ではなく、あくまでTVシリーズ1作目のサービス作品となりますので、おっさんずラブの1作目にハマった人に観てもらうことを念頭に置かれた作品です。

クロカヨウジ

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