【日本映画】「恋は雨上がりのように 〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】永井聡
【原作】眉月じゅん
【出演】小松菜奈/大泉洋/清野菜名/磯村勇斗/葉山奨之
【個人的評価】★★★★☆

【あらすじ】クールな女子高生 橘あきら が主人公。彼女のバイト先のファミリーレストランの店長に思いを寄せている。45歳でバツイチでもある冴えない男ではあるが、そんな彼の魅力をあきらは自分のものとしたいと思っていた。

小松菜奈が凛としているので、観ていて心地の良い映画

眉月じゅんの漫画原作の実写映画化。

オープニングの走るシーンで主人公のキャラクターをしっかり表しています。

カッティングの効いたテンポの良い曲が流れますが、編曲が亀田誠治なので、「ああ、なるほど」と思ってしまう曲です。

クールな女子高生という設定ですが、小松菜奈のキャラクターにはピッタリのクールさがあります。

対して、主人公が想いを寄せる対象がバイト先の店長で、彼はバツイチの冴えない中年を演じています。

人が良いだけが取り柄のキャラクターを演じるとハマり役となる大泉洋ですが、いつもながらの大泉洋です。

中盤以降で、なぜ主人公がファミレスでバイトをするようになったかが描かれるようになり、終盤では、序盤とは異なる展開となってきます。

このあたりは、むしろこのほうが倫理的にも良いでしょう。

でも、何度か足を悪くしているので、そこまで無理に周りも要求しなくてもいいのでは?と思ってしまいます。

横浜みなとみらい近辺がロケ地となっていますが、実際のファミレスは、千葉県松戸近辺にあるガスとを改装したそうです。近隣住民にはモヤモヤしたところがあったのだろうと思います。

とにかく、小松菜奈が凛としているので、観ていて心地の良い映画です。

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