作品紹介
【監督・原案・脚本】内山拓也
【出演】北村匠海/宮沢りえ/榎本司/加藤庵次/穐本陽月/赤間麻里子/奥野瑛太/赤堀雅秋/永瀬正敏
【あらすじ】主人公 大地は、日本海に面した新潟の町で暮らす少年。幼い頃に暴君のようだった父の影響から言葉を発することができず、母・亜樹と暮らしているものの、生活は苦しく、母とともに叔母の家へ身を寄せることになる。
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気軽に楽しむタイプの映画とは少し違った作品
内山拓也監督は、中野量太監督に師事し、23歳で初監督作「ヴァニタス」を制作しています。2020年「佐々木、イン、マイマイン」で長編初監督をし、PVや映画と活躍している監督です。
北村匠海は、もともと、ダンスロックバンドDISH//で活動をしており、2017年『君の膵臓をたべたい』で注目され、2020年『とんかつDJアゲ太郎』では、映画初単独主演をしています。非常に多くの作品で主演を演じており、役者としての活動も増やしてきています。
宮沢りえは、11歳でモデルデビューをし、徐々に人気を得て、ドラマや映画で活躍をし、18歳のときに発売した写真集「Santa Fe」でも話題となりますが、婚約問題や母親との関係、マスコミのバッシングなどから活動休止となるも、2002年『たそがれ清兵衛』で落ち着いた演技をみせ、本格女優として活躍をしています。
物語は、主人公の少年が、少年時代に父親からの影響で、言葉を発することができず母親と暮らしているも、生活が苦しく、転々と身を寄せていきながら、自分自身の居場所を見つけようとしていくストーリーです。
本作は、単純な「少年の成長物語」ではなく、父親への複雑な感情、母親との関係、貧困、孤独、そして自分の居場所を探そうとする一人の少年の姿が物語の中心にあります。
言葉で自分の気持ちを伝えられない主人公を、映画としてどのように描いているのか。この部分は本作を見るうえでかなり気になるところです。
家族、貧困、孤独といった要素が中心となるため、気軽に楽しむタイプの映画とは少し違った作品になりそうです。
オリジナルの物語となり、内山拓也監督の新たな一面がみられるような気がします。
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