作品紹介
【監督】白石和彌
【出演】山田孝之/仲野太賀/尾上右近/鞘師里保/佐久本宝/千原せいじ/岡山天音/松浦祐也/一ノ瀬颯/本山力/小柳亮太/野村周平/音尾琢真/玉木宏/阿部サダヲ/
【あらすじ】舞台は1868年、旧幕府軍と薩摩藩と長州藩の新政府軍の間で起こった戊辰戦争が舞台。新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟の新発田藩は、同盟の裏切りのため、11人の罪人が藩の命令により砦を守る戦いを行う。
## 画面が綺麗なので、ちょっと時代感を感じないところが
白石和彌監督は、助監督経験を経て、「ロストパラダイスイントーキョー」で長編デビューをし、その後、良作を作り続けている監督で、個人的に好きな監督の1人です。
山田孝之は、1999年『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューをし、2003年『WATER BOYS』でテレビドラマ初主演をしています。2005年『電車男』で映画初主演をし、その後ヒトクセある性格俳優として、様々な作品に関わっています。
仲野太賀は、俳優 中野英雄の次男として生まれ、2006年『新宿の母物語』でテレビドラマデビューをしています。2007年「フリージア」で映画デビューもしており、2008年「那須少年記」で初主演をしています。多くの作品に出演しており、今後の活躍に期待できる俳優です。
物語は、江戸幕府の末期、戊辰戦争が行われているさなか、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟の新発田藩は、同盟を裏切り、幕府軍と戦っていく11人の罪人のストーリーです。
原作は、脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した「十一人の賊軍」となり、プロットをもとに本作が制作されています。
江戸時代末期の内容となり、史実に基づいた作品ではあります。
白石和彌監督作品でもあり、かなり壮絶な内容が予想されます。
山田孝之と仲野太賀のダブル主演でもありますが、どちらも時代劇には向いている印象はあります。
予告編を見る限りでは、画面が綺麗なので、ちょっと時代感を感じないところがあります。できれば、多少粗い画面のほうが時代感を感じるところはあると思いますが、本作では、Dolby Cinemaでの上映も実施予定であり、作品の品質を高くしているのかと思います。