【監督】上西雄大
【出演】徳竹未夏/清水裕芽/古川藍/華村あすか/青木玄徳/萩野崇/上西雄大/
【あらすじ】主人公 来栖玲は軽度の知的障害を持つ女性。母と娘の暮らしを描いた物語
一貫して人間ドラマを取り扱っていることで、本作でも、人間ドラマに関しては、ちょっと気になるところ
上西雄大監督は、2012年劇団テンアンツを発足し、劇団活動を始めます。2016年『10匹の蟻』で短編集オムニバス映画を制作し、以後、映画製作に取り組み、2017年『ひとくず』を制作し、劇場公開をします。2020年には全国ロードショーを開始し、以降も、映画監督や俳優として活躍しています。
徳竹未夏は、2003年よりパフォーマンス集団でさまざまなパフォーマンスをし、2014年「太秦ライムライト」で映画出演をし、2012年に10ANTSで活動を始め、上西雄大監督を始め、さまざまな作品で活躍しています。
物語は、軽度の知的障害の娘を持つ母親が、娘と2人で暮らしながら描かれる人間ドラマです。
本作は、「ミラノ国際映画祭2023(Milan IFF2023)」にて、外国語長編映画最優秀作品賞、外国語長編映画主演女優賞しています。
ここ近年、非常に多作な上西雄大監督の作品ですが、一貫して人間ドラマを取り扱っていることで、本作でも、人間ドラマに関しては、ちょっと気になるところです。
脚本も上西雄大監督が手掛けており、多作ながらも、非常に個性とメッセージ性のある才能を開花させている感じもします。