【洋画】「ぼく モグラ キツネ 馬(2023)」を観ての感想・レビュー

【監督】ピーター・ベイントン
【原作】チャーリー・マッケジー
【出演】ジュード・カワード・ニコル/ガブリエル・バー/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公の少年は、雪の大地に佇み、そこで出会ったもぐらとともに、川をたどって家に帰ろうとする。

結局のところ児童文学的な内容と展開であり、細かい描写を見るよりもサクッと絵本を見るような内容

ピーター・ベイントン監督は、2007年「Over the Hill」で短編アニメ映画監督デビューをし、その後、ビデオ作品等を手掛けています。2023年「ぼく モグラ キツネ 馬」では、第95回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞しています。

ジュード・カワード・ニコルは、2019年「The Lost Sock」で俳優デビューをしています。2023年「ぼく モグラ キツネ 馬」で声優にも挑戦をしています。

第95回アカデミー賞短編アニメ賞や第76回英国アカデミー賞、英国短編アニメーション賞を受賞しています。

物語は、主人公の少年が、家に帰る旅路の中で、もぐらやキツネ、馬と出会い、交流をしながら家に帰るストーリーです。

序盤から、雪の降る大地にいる少年とモグラの出会いから始まります。

少年は迷子であり、もぐらと共に家に帰ろうとしていきます。

全編アニメーションとなっていますが、独特な絵柄と動きとなっていますが、この独特な感じは本作ならではな感じがあります。

もぐらと共に家に帰る中、キツネと出会い、罠にかかったキツネとも出会います。

もぐらと少年のふれあいを元に物語が進んでいきますが、登場キャラクターも少なく、この世界観にのめり込みやすい構成となっています。

古いディズニー系のアニメのようにも見えますが、シンプルでなんとなく懐かしい感じのある絵柄と内容です。

題名が示す通り、少年とモグラとキツネと馬が登場し、そのふれあいで物語が展開します。

中盤でその1人と3匹の旅になりますが、悲壮感もなく、淡々と物語が進みます。

難点を言ってしまえば、食事をしているところがなく、何も食べずに家に戻ろうとする展開には、違和感を感じます。

結局のところ児童文学的な内容と展開であり、細かい描写を見るよりもサクッと絵本を見るような内容です。

元々、ベストセラー絵本を原作としているので、当然のところではあります。

本作をみて興味が湧いた場合は、絵本を見ることも良いのかもしれません。

「家って場所とは限らない。でしょ。」

ぼく モグラ キツネ 馬

ぼく モグラ キツネ 馬

チャーリー・マッケジー
1,890円(11/21 19:02時点)
発売日: 2021/03/17
Amazonの情報を掲載しています
ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーション・ストーリー

ぼく モグラ キツネ 馬 アニメーション・ストーリー

チャーリー・マッケジー
2,640円(11/21 19:02時点)
Amazonの情報を掲載しています
The Boy, the Mole, the Fox and the Horse: The Animated Story

The Boy, the Mole, the Fox and the Horse: The Animated Story

Mackesy, Charlie
5,074円(11/21 19:02時点)
Amazonの情報を掲載しています
男の子、モル、キツネと馬。

男の子、モル、キツネと馬。

Charlie Mackesy
Amazonの情報を掲載しています
The Boy, The Mole, The Fox and The Horse (English Edition)

The Boy, The Mole, The Fox and The Horse (English Edition)

Mackesy, Charlie
1,900円(11/21 19:02時点)
発売日: 2019/10/10
Amazonの情報を掲載しています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です