【監督】ピアース・ベロルゼイマー
【出演】カート・カーリー/ロバート・クレイグヘッド/アリー・ジェニングス/ブライス・ダーフィー/ジェシカ・モリス/
【あらすじ】舞台は、カリフォルニアの海辺の町。廃炉となった原子力発電所を爆破処理をした後、行方不明事件が多発し、白骨死体が数多く見つかるが、その背景には凶暴化したカブトガニが影響をしていた。
そこはかとない雑味感が予告から感じられるので、普通にコント映画として鑑賞するのが礼儀
・ピアース・ベロルゼイマー監督は、2023年「キラーカブトガニ」で長編映画監督デビューをしており、この作品は、6年の歳月をかけて完成までに至っています。
・カート・カーリーは、アメリカの俳優で2001年頃から、テレビ映画などに出演しています。
・物語は、カルフォルニアのとある町で、廃炉となった原子力発電所を爆破処理をしたために、放射能の影響で凶暴化したカブトガニがあらわれ始めていくストーリーです。
・非常にB級映画感のある作品であり、ある意味、予告編だけでお腹いっぱいになってしまうような印象があります。
・「サメの時代は終わった」
・予告編の最後にはこんなメッセージもあり、これもまた、パニックムービーの皮をかぶったコント感のある映画な気がします。
・恐怖感とお笑いは紙一重ということは常々言われてきたことですが、本作も、パニックムービー感がありながらも、作品にツッコミどころを多数残しているような感じがあります。
・カブトガニをモチーフに使うセンスも、B級感があり、むしろ笑うために観るような作品に思います。
・カブトガニ自体、真剣に考えると、エイリアンのフェイスハガーなような印象があり、恐怖感という点では、エイリアンに通じるところも感じます。
・とはいえ、そこはかとない雑味感が予告から感じられるので、普通にコント映画として鑑賞するのが礼儀なのかなぁと思います。