【洋画】「DRONE ドローン〔2020〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 レイチェルとクリスは、新婚生活を新居で過ごしていた。ある日、クリスが1機のドローンを拾ってきたことで、不可解な事件が起こり始める。

DRONE/ドローン (字幕/吹替)

ドローンという新しい機器を題材にホラー映画とした仕上げた部分にはなかなか目の付け所が良い点ではありつつも、結果的にコメディな印象を紙一重で抱えている映画

・ジョーダン・ルービン監督は、アメリカの映画監督として、2014年に「ゾンビーバー」でデビュー。ホラーコメディとして好評を博し、その後、様々な作品を手掛けています。

・アレックス・エッソーは、カナダの女優で、2014年「Starry Eyes」で映画デビューをしています。

・ジョン・ブラザートンはテレビドラマ等に出演をし、2005年「Pervert!」で映画デビュー後、テレビと映画で活躍しています。

・物語は、拾ってきたドローンが、起こす騒動を描いた作品。

・ホラー要素がありますが、多少、1980年代の古めかしい演出があり、意図的にホラー要素を古典的にしています。

・が、恐怖の対象となるのは、ドローンとなっており、そのドローンは、形状から、DJI社のPhantom 4のような形状をしています。

・このドローンはレイチェルの元カレ ラムゼイが殺人鬼となり、その魂が乗り移った物だとわかり始めます。

・そもそも20万円近くするドローンでもあり、これを拾ったというのも色々とモヤモヤします。

・当初は、プロポを使わなければ、操作ができないはずという至極真っ当な解釈で、疑わしきは罰せず的な展開ですが、徐々にその常識も疑うしかない展開となってきます。

・全体的な演出は1980年代のようなホラー演出なので、一周回ってコメディと観ることもできます。

・実際、ドローンのプロペラは4基ついており、そのそれぞれの回転数を制御することで自在な飛行が可能な機器です。

・また、飛行するだけが目的ではなく、本体に付いたジンバルカメラで滑らかな空撮ができることがドローンの特長です。

・プロペラ自体の回転数もかなりな速度で、普通に使っていても、プロペラの回転で怪我をしてしまうのも当然な機器となっています。

・そのドローンが意思を持って飛び回り、動画を撮影し、プロペラで攻撃してくるという恐怖感は、実際ドローンを目の前で見た人なら理解しやすいと思います。

・ドローンの認知度は高くなってきていますが、実際に飛行を目の前で見た人にはさらなる恐怖感を理解できると思います。

・さらに終盤では変形をしてしまうところもあり、ここ変形した姿は、DJI社のINSPIREのようなさらに高性能なドローンになります。

・ドローンの世界シェアNo1のDJI社からすれば、ネガティブキャンペーンとなるような映画ですが、あくまでフィクションではあります。(※実際にはドローンは変形しません。)

・過去に人形や小動物など生物的なものが殺人的な行動を起こすのがホラー映画の王道でしたが、ドローンという新しい機器を題材にホラー映画とした仕上げた部分にはなかなか目の付け所が良い点ではありつつも、結果的にコメディな印象を紙一重で抱えている映画です。

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