作品紹介
【監督】佐藤慶紀
【出演】筒井真理子/髙田万作/西山由希宏/徳永智加来/中澤実子/吉開湧気/リコ(821)/
【あらすじ】主人公 典子は、山でキャンプ場を営んでいる女性。ある日、1年前に少年院から出所した甥 ユウキが訪ねてくる。
公式サイト
じんわりとなにかが伝わる作品かと
佐藤慶紀監督は、2013年『BAD CHILD』で長編映画デビューをし、その後、2019年『新宿タイガー』でドキュメンタリー映画と評価されています。
筒井真理子は、大学在学中に第三舞台の公演に感銘を受け、第三舞台に入団し、多くの作品に出演しています。2016年『淵に立つ』で、多くの映画祭で賞を受賞し、映画やドラマなど多くの作品で活躍する女優です。
物語は、山でキャンプ場を営んでいる主人公の女性のもとに、少年院から出所してきた甥が訪れ、母親を探していることを相談され、キャンプ場でアルバイトをさせながら、対話をすることで、徐々に心をひらいていくストーリーです。
主人公を演じるのが、筒井真理子というところでもあり、作品の内容も含めて非常に興味があります。
なんとなく、「淵に立つ」を思い返すような設定ですが、本作がどのような展開になっていくのかが気になるところです。
森の中のキャンプ場を営む主人公でもあり、登場人物はさほど多くはなく、展開的にはわかりやすい内容とは思いますが、甥のユウキが少年院から出所してきている以上、過去のしがらみがあるのかと思います。
113分の内容の作品でもあり、内容的にはしっかりと物語があると思いますが、心の触れ合いを描く作品ということもあり、ドラマティックというよりも、じんわりとなにかが伝わる作品かと思います。
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