作品紹介
【監督】ジャウム・コレット=セラ
【出演】タロン・エガートン/ジェイソン・ベイトマン/ソフィア・カーソン/ダニエル・デッドワイラー/テオ・ロッシ/ローガン・マーシャル=グリーン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 イーサンは、警察官を目指していたが、現在は、ロサンゼルス国際空港の運輸保安局員として仕事をする男。クリスマス・イブの日、謎の男から脅迫され、とある危険物の持ち込みを見逃すように指示される。
ダイ・ハード2のような展開にもなるので、退屈せずに楽しめる作品
ジャウム・コレット=セラ監督は、2005年「蝋人形の館」で映画監督デビューをし、その後、2009年『エスター』で高い評価を得ています。以降、コンスタントに映画を制作し、2024年「セキュリティ・チェック」では、Netflixオリジナル映画として監督を務めています。
タロン・エガートンは、TV番組に出演するようになり、2012年短編映画デビューをしています。その後2015年「キングスマン」に出演をし、その後、数々の作品に出演し、2019年「ロケットマン」で第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞している俳優です。
物語は、空港の運輸保安局員として働く主人公が、クリスマス・イブの日に謎の人物から脅迫され、とある危険物を見逃すように指示されるが、危険から守るために奮闘していくストーリーです。
序盤から犯人らしき人物が、とある温室で殺人をし、荷物を運ぶシーンが描かれます。特に説明がないので、何をしているのかわからないのですが、後々の伏線になってきます。
主人公 イーサンは、結婚をしていて彼女も妊娠をしているような状況で、色々と充実した日々を過ごしています。
イーサン自身は、本当は警察官になりたかったが、現在は、空港の保安員として退屈な日々を送っているところになります。
空港の荷物検査員として仕事をしているさなか、イヤホンを渡され、そこから脅迫を受け、とある荷物を検査から通過させることを命令されます。
当然、他の監視員もいるため、孤立した状態で犯人と会話をし、命令されたことの裏をかこうとしながら、なんとか窮地から脱しようとします。
かなり無理な要求もされますが、なんとか頭を使いつつ、窮地を逃れていくところは面白いです。
中盤で犯人はわかってきますが、脅迫自体は変わることがなく、退屈しない展開ではあります。さらに、時速100kmで走る車の中でのアクションが展開されますが、その演出は面白いです。一昔まえの演出では難しいところもありますが、CGを使った撮影方法なので、こういう新しい演出ができるのかと思います。
本作は、クリスマス・イブの話でもあるので、Wham!の「ラスト・クリスマス」はBGMとなるのはわかります。
中盤以降は、運輸保安局員としての行動から、ダイ・ハード2のような展開にもなるので、退屈せずに楽しめる作品です。
予告編
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