【日本映画】「かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー〔2018〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/歸山竜成//板尾創路/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 晶は、夫である修平を亡くしてしまい、連れ子である駿也と共に、夫の故郷の鹿児島に住む義理の父親 節夫を訪ねます。鉄道の運転手である節夫は、仕事一筋で家族を顧みなかった人ですが、三人の共同生活の中で見失っていたものを取り戻し始める。

鉄道ファンや家族を描いた物語としては、問題なく観られる作品

吉田康弘監督は、映像専門学校なんばクリエイターファクトリー(NCF)でゼミ第一期生として在学し、助監督を経験後、2007年「キトキト」で監督デビューしています。

有村架純は、2010年に『ハガネの女』でドラマ初出演をし、その後、連続テレビ小説 『あまちゃん』で演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて人気となり、高感度の高い役者です。

人生を鉄道になぞらえて描く「RAILWAYS」シリーズとなる作品で、過去作品には、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』や『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』があります。

前作より約7年ぶりに製作、公開されており、前2作は男性の電車運転士を主人公にしていましたが、今作は初めてディーゼルカーを運転する女性運転士を主人公にしています。

肥薩おれんじ鉄道が舞台となっていますが、これは電車ではなく、気動車というディーゼル車となります。

キャッチコピーは「わたしたちにしか描けない、 家族のカタチ。」

エンディングの曲は斉藤和義「カラー」

物語は、血の繋がらない三人がともに暮らしていくことで、新しい家族としてのつながりを描いた作品です。

主人公を演じる有村架純は、母親役は初めてでもあり、観ていても多少違和感を感じますが、序盤以降はその母親像も板につき始めますので、それほど違和感は感じにくくなります。

電車の運転シーンについて、鹿を轢いてしまうシーンがあり、運転席視点から見た事故のため、観ている側もちょっとトラウマになってしまうような印象があります。

その後のシーンでも、運転席の窓に紙が飛んできたことに驚いてしまうなど、電車の運転手としての恐怖感とトラウマがちょっとわかるようなところがあります。

そんなこともあり、運転手から外されようとしますが、ここで「本人がだめだと思うのであればだめだ」という点はちょっと考えさせられます。

自分自身に自身が持てないものは、周囲にもすぐに分かるというもので、実社会においても、本人次第で状況の変わってしまうことは多々あります。

紆余曲折があり、ラストを迎えるわけですが、終盤は、晶の母親としてではなく、一人の人間としての意思の確認というところの落とし所でもあります。

序盤で、母親像に馴染めなかったところが、再度繰り返されてしまう点はちょっともったいなかったようにも思います。

また、116.9kmを走る肥薩おれんじ鉄道ではありますが、そこまでの距離的なところを感じないところはちょっと物足りないのかもしれません。

とはいえ、鉄道ファンや家族を描いた物語としては、問題なく観られる作品ではあります。

かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-

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