【今週公開の新作映画】「繕い合う・こと(2025)」公開情報と私感

作品紹介

【監督】
【出演】長屋和彰/

【あらすじ】主人公 護は、亡き父の跡を継いで、金継ぎ師となり陶磁器の修復を行っていましたが、護の兄弟の間で諍いがおこっていく

公式サイト

## 兄弟の関係と金継ぎの関係が比喩的に使われているような気も

長屋和彰監督は、2010年『大奥〈男女逆転〉』で映画デビューをし、その後、『FUKUSHIMA DAY』で映画初主演をしています。2017年、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾のオーディションに参加し合格し、『カメラを止めるな!』に出演しています。2020年より長編映画を撮影し、クラウドファンディング等にも行い『繕い合う・こと』を完成させています。

物語は、亡き父の跡を継いで金継ぎ師となった主人公とその兄弟の関係を描いたストーリーです。

長屋和彰が自身で主演と監督をしている作品で、自身で脚本もしている作品です。

陶磁器が割れてしまっても使えるように修復する技術を金継ぎと呼び、陶磁器の破片を金で継いで使えるようにします。

金継ぎとは必ずしも金を使う必要はなく、漆を使い継ぎ目に金を使っているところを銀などで代用することもあるそうです。

物語的には多少ドキュメンタリーな要素も感じますが、あくまで、家族の物語なのかと思います。

89分という時間でまとめらっれた作品でもあり、伝統技術の金継ぎと兄弟の関わりを描いた作品で、静かに訴えかけてくるようなそんな作品かと思います。

兄弟の関係と金継ぎの関係が比喩的に使われているような気もします。

予告編

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