【今週公開の新作映画】「本心(2024)」の気になるところ

作品紹介

【監督】
【出演】/水上恒司/

【あらすじ】主人公 石川朔也は、母親を助けようとして川に飛び込むが、そこで事故となり、1年間の昏睡状態となる。目覚めたあと、母親は自由死をしていたことがわかる。激変した世界で、リアルアバターで母親を作り、本心を聞こうとする。

公式サイト

近未来の作品でもあり、現在のVRやARの世界のさらに先の世界を描いている印象

石井裕也監督は、2005年『剥き出しにっぽん』を卒業制作として発表し、評価されています。2009年「川の底からこんにちは」で評判となり、第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞しています。2013年『舟を編む』では、第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選ばれており、世界的にも評価されています。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『生きちゃった』『茜色に焼かれる』など、話題作を多数手掛けています。

池松壮亮は、「ラストサムライ」での出演から、子役として活躍し、現在では多数の作品で印象的な演技で定評のある役者です。

三吉彩花は、 小学生のことから、モデルとして活躍。その後、さくら学院の初期メンバーとして活動をし、Seventeenの専属モデルとなっています。映画『グッモーエビアン!』の演技が評価され、第67回毎日映画コンクールおよび第35回ヨコハマ映画祭で新人賞を受賞しています。

物語は、母親から「大切な話をしたい」と呼ばれた主人公は、川に飛び込んだ母を救うために自らも飛び込むが、昏睡状態に陥ってしまう。1年後目覚めたときには、母は自由死しており、その本心を聞くためにリアルアバターの母を作ろうとするストーリーです。

石井裕也監督作品は、近年は非常に完成度の高い作品を制作しており、本作も非常に気になるところです。

池松壮亮は、石井裕也監督作品の前作「愛にイナズマ」に出演しており、今回も石井裕也監督作品に出演しています。今回は主役でもあるで、気になるところです。

VRの功罪を描いた作品でもあり、近未来設定でもあるので、その点を見越して鑑賞するのが良いです。

原作は、平野啓一郎の小説「本心」でもあり、ミステリー作品が好きな人には良いかと思います。

あくまで架空の世界の物語にもなりますが、似たようなことは近い将来起こりそうな気もします。

近未来の作品でもあり、現在のVRやARの世界のさらに先の世界を描いている印象もあります。

三吉彩花が出演していますが、役名が、三好彩花という偶然感がありますが、原作の時点で登場しているので、偶然ということで良いのかと思います。

予告編

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