【今週公開の新作映画】「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2024)」

作品紹介

【監督】
【出演】/ペドロ・パスカル/

【あらすじ】時代は1910年。主人公のシルバは、旧友の保安官 ジェイクを訪ねて砂漠を超えてくる。25年ぶりの再会をするが、ジェイクが、シルバが訪ねてきた理由を探る。

短編とはいえ、何かしらの独特な物語があるように思えます

ペドロ・アルモドバル監督は、スペインの映画監督で、1974年最初の短編映画を制作し、1980年「Pepi, Luci, Bom y otras chicas del mont?n」が初の長編作品となります。1988年『神経衰弱ぎりぎりの女たち』でヴェネツィア国際映画祭脚本賞を受賞し、その後、『ハイヒール』『キカ』等を発表し、1999年『オール・アバウト・マイ・マザー』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞しています。独特な語り口の作風が多く、その割にはとても観やすい作品が多いです。

イーサン・ホークは、1985年『エクスプロラーズ』で映画デビューをしますが、学業を優先し、俳優業を一時休業し、1989年「いまを生きる」で再度俳優業に復帰しています。『リアリティ・バイツ』『恋人までの距離』『ガタカ』など印象的な役をこなし評判を得ています。ブロードウェイの舞台のデビューや小説家としても活躍し、2001年「チェルシーホテル」で映画監督デビューをしています。アクション俳優というわけではないのですが、意外と枯れた感じがよい役者となってきています。

物語は、主人公が25年ぶりに、旧友の保安官に会いに来るが、再会後、保安官は、彼がなぜ会いに来たのかの本当の目的を探ろうとするストーリーです。

本作は、短編映画となり、31分の上映時間と非常に短い内容です。

ペドロ・アルモドバル監督としては、言語が英語である作品としては珍しく、2020年「ヒューマン・ボイス」でも短編作で、英語作品を制作しています。

西部劇という点でも、ペドロ・アルモドバル監督には珍しいところでもあり、なにか新境地があるようにも見えます。

なお、ペドロ・アルモドバル監督は、2024年現在、74歳というところでもあり、長編を制作するのは難しくなってきているのかなぁとも思えます。

一貫して監督と脚本を手掛けているペドロ・アルモドバル監督だけに、短編とはいえ、何かしらの独特な物語があるように思えます。

予告編

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