【監督】吉野竜平
【出演】水上京香/野元空/喜多乃愛/橋口果林/
【あらすじ】主人公 大石万理花は、アイドルグループ「ファンファーレ」の元リーダーとして活動していた女性。元センターの須藤玲とともに、大石は、現リーダーの西尾由奈から卒業ライブでの衣装と振り付けをお願いされる。
何かをやめて、次のステップに進む姿を描いているので、多少、ネガティブな感じもありますが、結末が気になるところ
吉野竜平監督は、大学在学中から映画製作を始め、2012年「あかぼし」で長編映画監督デビューしています。2018年「四月の永い夢」では、中川龍太郎監督と共同制作をしています。
水上京香は、2014年「トップコート20thスターオーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入りしています。その後、テレビドラマ出演などを経て、2016年「ドクムシ」で映画初出演しています。バラエティにも出演し、テレビや映画、CMや舞台と幅広く活躍している女優です。なお、西野カナ「トリセツ」のPVにも出演しています。
野元空は、2011年「フェアリーズ」でデビューをし、2020年に脱退をしています。その後、舞台出演を経て、2023年「ファンファーレ」で映画初出演をしています。
物語は、アイドルグループ「ファンファーレ」の元リーダーをしていた主人公と元センターを務めていた子が、現在のリーダーの卒業のために衣装と振り付けを依頼されるが、過去の関係によりトラブルを起こしていくストーリーです。
元アイドルだった2人の女性と、アイドルを卒業しようとしている女性がともにぶつかりながら成長しようとしていく物語かと思われます。
多人数アイドルが当たり前のように活動している時代でもあり、卒業という言葉も、当たり前に感じられ、そんな当たり前のことを当事者目線で制作されているとも思われます。
何かをやめて、次のステップに進む姿を描いているので、多少、ネガティブな感じもありますが、結末が気になるところです。
吉野竜平監督の前作「君は永遠にそいつらより若い」が非常に良い作品だったこともあり、今回も気になるところです。