【監督】デヴィッド・ハックル
【出演】スコット・イーストウッド/メル・ギブソン/ケヴィン・デュランド/ファムケ・ヤンセン/ブロック・モーガン/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】元特殊工作員のDという男と、精神科医のオルダーウッドが旧日本軍の財宝を探す展開です。
アクション的なところは、スコット・イーストウッドがこなしてくれます
デヴィッド・ハックル監督は、映画の美術監督として様々な作品に関わり、2008年「ソウ5」で初監督をしています。
スコット・イーストウッドは、父がクリンストイーストウッドの俳優です。当初は、「スコット・リーヴス」で活動していましたが、改名をしています。2010年「トランス・ワールド」で初主演を努め、『スーサイド・スクワッド』『ワイルド・スピード ICE BREAK』などに出演し、活動の幅を広げています。
メル・ギブソンは、アメリカ生まれながら、オーストラリアに移住し、そこで演劇を学び、1979年「マッドマックス」で人気俳優となり、監督業としても、頭角を現し、監督2作目の「ブレイブハート」で、アカデミー作品賞と監督賞を受賞しています。
物語は、元特殊工作員と精神科医の2人が旧日本軍の情報を得て、その財宝を探すストーリーです。
序盤から、ドキュメンタリーチックな雰囲気がありますが、その後に、オルダーウッドがとある薬物から関係性があるようなところが描かれ、FBIと元特殊工作員とオルダーウッドの3つの視点で描かれていく展開です。
中盤まで、物語の展開がわかりにくいところもありますが、主人公は、Dで考えればよく、そこを主軸として見れば良いです。
メル・ギブソンが特に活躍するわけでもなく、アクション的なところは、スコット・イーストウッドがこなしてくれます。
アクションアドベンチャーという触れ込みですが、どちらかというと淡々と描かれているところもあり、内容的にはこじんまりとしています。
原題は「Dangerous」となり、邦題とかなり違いがあります。
99分という時間ではありますが、意外と淡々としているので、そんなに短い時間とも感じないのですが、まったく駄目な作品というわけでもないので、スコット・イーストウッドやメル・ギブソンなど俳優で観るというのも良いかもしれません。