【監督】フランソワ・オゾン
【出演】ソフィー・マルソー/アンドレ・デュソリエ/ジェラルディン・ペラス/シャーロット・ランプリング/ハンナ・シグラ/エリック・カラヴァカ/グレゴリー・ガドゥボワ/
【あらすじ】85歳の男性であるアンドレはある日、脳卒中で倒れてしまう。安楽死を望む彼に娘のエマニュエルは戸惑いながら、安楽死の選択を変えてくれるのを願うが・・・。
難解な作品も多いながらも、本作はあらすじだけを見ると、シンプルな内容とも
・フランソワ・オゾン監督は、1997年『サマードレス』 で映画初監督をし、『焼け石に水』『まぼろし』 と良作を作り、2002年『8人の女たち』 では、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞しています。
・ソフィー・マルソーは、13歳のときに『ラ・ブーム』で映画主演デビューをし、その後、1982年に続編の『ラ・ブーム2』でセザール賞最優秀新人女優賞を受賞しています。数々の映画に出演後、1995年より英語圏の映画に出演するようになり、『ブレイブハート』『アンナ・カレーニナ』『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』などに出演しています。2002年『聞かせてよ、愛の言葉を』では、映画監督としても活動をしている女優です。
・物語は、脳卒中で倒れた父が、娘に安楽死をお願いするも、安楽死を望まない娘がその葛藤していくさまを描いたストーリーです。
・フランソワ・オゾンは、独特な世界観と綿密な作風で評価の高い監督であり、今回は安楽死を題材にしています。
・難解な作品も多いながらも、本作はあらすじだけを見ると、シンプルな内容とも思え、父と娘を中心にして内容が描かれているように思います。
・「すべてうまくいきますように」という邦題がつけられていますが、現代は「Everything Went Fine」となっており、脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説の映画化となります。