【日本映画】「痛くない死に方〔2021〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/余貴美子//宇崎竜童//下元史朗/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 河田仁は、在宅医師として在宅治療をしている患者を診察する医者。末期がんの患者の担当をするも患者が「痛くない在宅医」を選択したものの苦しみ続けて亡くなってしまう。そのことで先輩の在宅医に相談するが、病院の医者と在宅医師の違いを教えられる。

痛くない死に方

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どのように死んでいくのかを考えるきっかけともなる気がします

高橋伴明監督は、1972年『婦女暴行脱走犯』で映画監督デビューをしますが、しばらくブランクがあります。1982年『TATTOO<刺青>あり』で商業映画監督デビューをし、各賞を受賞しています。その後、『獅子王たちの夏』『愛の新世界』など話題作を手掛けて折、映画やテレビで活躍している監督です。

柄本佑は、父親がでもあり、高校在学中に応募したオーディションに合格し、俳優活動を開始します。2003年「美しい夏キリシマ」で映画初出演にして初主演となり、数々の作品に出演しています。2018年『きみの鳥はうたえる』が評価され、第92回キネマ旬報ベスト・テンと第73回毎日映画コンクールで主演男優賞を受賞しています。

物語は、医者として在宅医師の道を選んだ主人公が、在宅治療をしている患者の現実を知り、そのことで苦悩しながらも、医師としてどうして行けばよいかを探していくストーリーです。

序盤から、医者である主人公が深夜に呼び出されるところからはじまります。

病院での治療を拒否した患者は、なかなか入院できないということが描かれ、余命にわずかな患者を介護する姿が描かれますが、介護する側もかなり厳しいところではあります。

余命近い人間の状態を観続けるのは、演技とは言え結構苦痛です。世にいう、介護疲れというのを描いていますが、この状況には耐えられないというのもわかります。

「この家族からクレームが来ませんように」

在宅医の心の声もある意味重圧感を感じます。

その後の遺族のクレームは、やはり在宅医としては、堪えるところもあります。

「カルテじゃなくて、本人をみろ」

先輩の在宅医師にそう教えられますが、病院の医者と在宅医師の違いと患者としても余生をどうするのかというところで、現実感のある内容となっています。

「俺たち町医者は、物語をみる」

誰しもが死んでしまうことが避けられない運命ではありますが、どのように亡くなっていくのか?ということを描いており、超高齢化社会における日本の問題としても、メッセージ性がある内容に思います。

自らの死に際を想像するのはなかなか難しいところがありますが、どのように死んでいくのかを考えるきっかけともなる気がします。

医者と患者と遺族の関係性をサラッと描いていながらも、そのそれぞれが感じているところを、それぞれの視点で考えることができるような内容ともなっています。

テーマとしては重い内容とはなりますが、ある程度暗くならないような締めくくりとはなっています。ただし、あまり気持ちが沈んでいるときに観る映画ではありませんので、注意して鑑賞するのが良いです。

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