【日本映画】「牛首村〔2022〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】Kōki,//松尾諭/堀内敬子/田中直樹/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 奏音はある心霊動画に自分に似た女子高生が登場しているを発見する。動画では、女子高生が牛首マスクを被せられ、廃墟に閉じ込められるところで止まっていたが、その点に胸騒ぎと不安を感じ、撮影された富山県へと向かう。

牛首村

牛首村

萩原利久, 高橋文哉, 芋生悠, 大谷凜香, 莉子, 松尾諭, 堀内敬子, 田中直樹, 麿赤兒, 竜のり子
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サクッと観られるところに気楽感

・清水崇監督は、小栗康平監督「眠る男」やそのほかの映画スタッフとして活動後、2001年「富江 re-birth」で映画監督デビューをしています。ホラー映画を始め、様々なジャンルの作品を手掛けています。

・Kōki,は、両親にと工藤静香を持ち、2018年「ELLE japon」でモデルデビューをしています。2015年にはブルガリのアンバサダーに就任し、15歳での就任は史上最年少となります。その後もCM等で活躍をし、2019年にはパリコレでシャネルの2019-20年コレクションでランウェイデビューをしています。2021年「牛首村」で映画デビューと俳優デビューをしています。なお、本名が、木村光希(みつき)となるので、Kōki,という芸名になっています。

・「犬鳴村」「樹海村」と続く、「恐怖の村シリーズ」3作目となりますが、本作では実在の心霊スポットをもとに制作されています。

・モデルで活躍しているKōki,が女優デビューとして本作を選んだ審美眼はちょっと謎なのですが、多少演技的にアレでも他の要素でなんとかなるという視点とも思えてしまいます。

・物語は、とある心霊動画に自分と似た人物が撮影されており、そのことで不安に感じた主人公が、牛首村と呼ばれる場所へ赴くストーリーです。

・序盤からとある動画配信者の動画撮影のシーンが描かれます。

・エレベーターに閉じ込められるわけですが、メンテナンスされていないエレベータと心霊スポットという要素があるので、別の意味で恐怖感を感じます。

・エレベーターに挟まれるのはたまに個人的に想像することがあるので、ちょっとみたくないシーンです。

・とりあえず、Kōki,の髪の毛がとても長いところがあり、むしろ、こっちのほうが気になります。

・怖いシーンは、和製ホラー映画の手法でもあり、ちょっとしたサブリミナルや、「志村、後ろ後ろ」的なホラー演出ではあります。

・そう思うと、1998年「リング」からさほど変化はないのですが、まあ、こんなところです。

・おばあちゃんとの対面で歌を歌うところはさすがに怖さを感じます。

・Kōki,自体の演技は、まだ伸びしろがあるのかなぁと思いますが、どうしても、木村拓哉風な感じがしますが、さらに思えば、工藤静香の娘でもあり、この印象がどうしても残ります。

・終盤のお堂から出てくるのはコントかと思います。

・「犬鳴村」「樹海村」「牛首村」と村シリーズとしてすでに3作が制作されましたが、本作を毎回観ている理由はよくわかりません。

・あえて言えば、サクッと観られるところに気楽感があるのかもしれません。

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