【監督】クリス・アディソン
【出演】アン・ハサウェイ/レベル・ウィルソン/アレックス・シャープ/ディーン・ノリス/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 ペニーは詐欺をして生計を立てていたが、ある日凄腕の詐欺師 ジョセフィーヌと出会う。
アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンの対比も良く、アン・ハサウェイのコメディエンヌ的なところも良いです
・クリス・アディソン監督は、イギリス出身のコメディアンで、テレビや舞台で活躍後、2019年「ザ・ハッスル」で監督デビューをしています。
・アン・ハサウェイは、ニューヨーク ブルックリン生まれで、1999年にTVドラマでデビューしています。2001年「プリティプリンセス」で映画主演を務め、のちに多数の作品に出演し活躍している女優です。2012年のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」で、大幅な減量に加えて髪を短く切り落とした渾身の役作りと見事な歌唱力でアカデミー助演女優賞を受賞しています。2012年に俳優のアダム・シュルマンと結婚しています。
・1988年『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』の主人公の性別を入れ替えた上でリメイクした作品となっています。
・本作は、日本国内で上映されていない作品で、アマゾンプライム・ビデオで配信された作品です。
・物語は、2人の女性詐欺師が出会い、お互いに揉め事を抱えつつ、ターゲットにした男性を詐欺に陥れようとするも、思わぬ展開に進んでいくストーリーです。
・「ハッスル」と言われると、日本人的には別の意味で使われる言葉なために、なんとなくモヤモヤしますが、「Hustle」という単語は、「騙し取る」という意味と「張り切る」という意味のどちらもあります。
・プロレスラー小川直也の掛け声とは意味合いが違うのですが、間違いではないですし、ドラゴンクエストに出てくる特技のダンスも、特にまちがってはいません。
・1961年「ハスラー」という映画がありますが、これは、「ビリヤード」をする人を指している人ではなく、「勝負師」という意味ではあるので、勘違いしてしまうところがあります。
・物語としては、リメイクと言うところで、わかりやすい作品です。
・アン・ハサウェイとレベル・ウィルソンの対比も良く、アン・ハサウェイのコメディエンヌ的なところも良いです。
・でもどちらかといえば、アン・ハサウェイはさほど顔芸の役どころを努めなくても良いのになぁと思います。
・アマゾンプライム会員であれば、無料で鑑賞できるので、この詐欺師2人のテゴボコぶりを楽しむのは良いかと思いますが、多少下品なところもあるので、ご注意を。