【洋画】「デスパレート・タウン〔2019〕」を観ての感想・レビュー

【監督】
【出演】/アンディ・マクフィー/ピーター・フェルプス/
【個人的評価】

【あらすじ】主人公 ライアンは起業家として成功をするが、ある日、父を亡くしてしまい、故郷に帰ってくる。そこには地元のギャングがおり、兄が捉えられてしまう。

デスパレート・タウン (字幕版)

住む国によってはこういう世界もあるのだなぁと思える作品

・ヘザー・デイヴィス監督は、2003年「Spoon Man」で短編映画を制作し、2016年「Broke」で長編映画監督デビューをしています。2019年「デスパレート・タウン」ではプロデューサーとしても活躍しています。

・ベン・ギューレンズは、1990年頃からTVドラマに出演をし、1993年「Body Melt」で映画デビューをしています。その後、TVや映画で活躍している俳優です。

・物語は、父親の葬儀で故郷に帰った主人公は、故郷で地元のギャングに目をつけられ、大金を用意するように脅されてしまうストーリーです。

・本作の原題は、「Locusts」となっており、意味はイナゴとなります。

・序盤は、街の環境を描きながら、主人公周辺の人間関係が描かれます。

・場所は、オーストラリアという設定のようで、ほぼ何もない街の印象があります。

・ほぼ何もない町という点で荒野というべき場所でもあり、また人間関係もシンプルなので、さほど複雑なストーリーではありません。

・興味深いのは、主人公がどんどんワイルドになっていく印象があり、序盤と終盤では、人物が変わってしまったのかと錯覚するようなところもあります。

・中盤以降は、ギャングとの対決が加速していくのですが、兄弟間のしがらみもあり、一筋縄ではいかない展開となってきます。

・とはいえ、何もない町という点では、結局、暴れたもの勝ち的な印象もあります。

・B級作品ではありますが、単純明快さで言えば見やすい映画でもあり、住む国によってはこういう世界もあるのだなぁと思える作品です。

デスパレート・タウン(字幕版)

デスパレートな女たち

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