【監督】スタンリー・トン
【出演】ジャッキー・チェン/ヤン・ヤン/アレン/ムチミヤ/
【個人的評価】★★★☆☆
【あらすじ】主人公 トン・ウンテンは、VIPの警護を任務とする特殊護衛部隊「ヴァンガード」を指揮している。ある日、傭兵組織「北極狼」に実業家チョンとその娘が誘拐されてしまう。
気軽にみられるジャッキーアクション映画
・スタンリー・トン監督は、香港の映画監督で、1991年『魔域??』で自己資金により初監督作品を制作しています。この作品でゴールデン・ハーベストから注目され、その後、多くの作品を手掛けています。アクションシーンでは、監督自らスタントマンとして参加することもある監督です。
・ジャッキー・チェンは、幼い頃から、京劇や中国武術を学び、1976年『レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳』で芸名を「成龍」としてデビュー後、多くのクンフー映画に出演するが、なかなか評価が得られないなか、1977年『スネーキーモンキー 蛇拳』でコメディ要素を織り交ぜた作風で評判となり、その後、世界的にアクション俳優として名声を得ています。
・原題は「Vanguard」となり、プロジェクトAシリーズとの関係性はよくわかりませんが、予告では、「A」の文字を反転させています。
・物語は、特殊護衛組織「ヴァンガード」の活躍を描いたストーリーです。
・序盤は、イギリスの「ヴァンガード」支部での活躍が描かれます。
・ジャッキー・チェンはアクションをしていませんが、若手2人がジャッキー・チェンのようなコメディ感のあるアクションをみせてくれます。
・要人の救出のために「ヴァンガード」の局員2名が潜入しますが、ほぼ素手のような装備で潜入しているので、戦い方は格闘アクションになります。
・ライオンは最初に本物っぽく見えますが、全部CGなんだと思います。
・「横にはメスもいる」
・結構、ジャッキー・チェンも無茶を言うなぁとか思います。
・ジャッキー・チェンは、本作製作時は、65歳となりますが、アクションシーンにもチャレンジしています。
・このシーンでジャッキーのアクションが観られますが、若手にも負けず、老練なアクションをみせてくれます。
・さらに言えば、声優は石丸博也なので、これも安定したジャッキー節で観られます。
・「叫んでも聞こえないよ、ここだ、助けてくれ」
・正直、ジャッキー自体、精神分裂症かなぁと感じてしまいます。
・「撃たれたら、ヤバい」
・「それは俺も同じだ」
・中盤で派手なガンアクションを織り交ぜたアクションシーンがあり、ジャッキー自体もしっかりとアクションをしてくれます。
・ドローンを使ったりと様々な不思議な戦いがありますが、ここでもCGが使われているところではあります。
・終盤では、カーアクションのある展開となり、ここの車の動きを見ると、これも、CGっぽいところはあります。
・ショッピングモールでのアクションもあり、プロジェクトAとは関係ない「ポリス・ストーリー」のパロディがちょっと取り入れられています。
・2012年『ライジング・ドラゴン』でアクション作からの引退を宣言していますので、本作のアクションは、あくまでファンサービスと考えると良いのかもしれません。
・全体的にはジャッキー・チェンの主演映画と考えて良いですが、キレの良いアクションは、若手にまかせているところがあり、かなり派手なアクションはありますが、多くはCGでの演出となっています。
・普通に楽しめる作品ではあるので、気軽にみられるジャッキーアクション映画です。
プロジェクトV スペシャルエディション(数量限定生産) Blu-ray
【Amazon.co.jp限定】プロジェクトV スペシャルエディション(数量限定生産) Blu-ray (非売品プレスシート付き)
プロジェクトA(吹替版)